気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は肴の噺…酒の肴の噺にて、一席のお付き合いを願っておきます。

えー、
「生カラスミ大根」なるメニュウでありまして、
まずは「なんだろな」と思う訳ですな。

「生」は分かる。
「カラスミ」も分かる。カラスミが生だってンだなぁ、と。
「大根」も分かる大根は大根です。
それを合わせて書くってなァ、どう言うお料理だろうか、と。

右隣が「クリームチーズとチャンジャ」で、
左隣が「コンビーフのタルタルカナッペ」で挟まれているので、
どちらかと言うと前菜か…
もしくは、食事系メニュウとは違う、
ちょっとした“ツマム”ものなのか…
瞬間的に想像したものは辛子蓮根的な何かだったのだけれど、
薄切り大根に、カラスミが…
生のカラスミって、あんまり見かけない…もしか初めてかも。
ちょこんと乗っただけに見える肴。

これ、驚きました。
美味しさもひとしお。
カラスミは珍味として珍重されているから、
美味しさも納得…にしても、やたら美味しかった。
塩気が塩漬けとしての辛味だけでなく、
旨味はもちろん、魚らしい苦味があって、
風味が高い。塩辛さキツくなくて、下に敷いてある大根を加味せず、
ちょいちょいと食べるのですが、滅法相性が良いですね。
旨味が酒のふくらみ、ボリューム感を持ち上げてくれて。

酒は進むし、生カラスミも減っていくけれど、
ついでとして見ていた「大根」を、いよいよ口に運んでみる…
シンプルに薄く切っただけ、水分をよく切った大根、
何にも変哲がないけれど、
カラスミと一緒に食べてみて、

「あっ、すっごい美味しい!」

これなら、この大根なら何百枚でも行けるかも!?
そう思えるくらいの美味しさ。
カラスミはもっとずっとシンプルに…
塩気などが折り混ざった美味しさから、
大根によって旨味が集約されたかのように、
とてもシンプルに直線的な味わいに感じ、
大根はかすかな瑞々しさが口の中に、
ポッと出て、それをカラスミ風味がさらって行く感覚。

これ、これは旨いもんだね!!

…と思って、お隣のYOKOさんを見ると、
やっぱり、とても喜んでいて。
メニュウとして並んでいると、なかなか気付けない感じだけれど、
これは良いなあ、美味しいなぁ…なんてところ。

(…とは言え、konさんもひろっちさんも、
 その週に楽しんでいた模様。流石の嗅覚)

この日は、他にも白眉なるものがいくつも。
いつも通りって言えば、厨十兵衛のいつも通りですが。



秋刀魚のはるまき・トマト酢がけ

YOKOさん、こちらもいたく気に入って、
「すごく美味しい!」と大将に伝えると、
「秋刀魚を春巻の皮で包んだだけだよ」とは言うのだけれど、
揚げたての香ばしさ、
滴るくらいにミッシリと…脂が落ちて来る秋刀魚の身、
トマトのアッサリさが組み合わさっていて、絶品でした。
包んだだけだよって、それだけじゃこんなには旨くなかろうー!
…って感覚。
美味しさによってパクついて、あっと言う間に平らげてしまったけれど、
とても美味しかったですね。



金目鯛の塩焼き

お酒のお供に焼き魚。
今日は見目麗しい金目鯛で。
ふかふかに焼き上げられて、
日本酒と共に頂いて幸せな気持ちにならない訳がない。




懐かしく思うのは、
松本の銘酒居酒屋の祖と言って、僕は過言と思わない、
「ぷるーくぼーげん」「よよぎ」の大将が言っていた事で、
お酒を、日本酒を飲むことが出来るようになると、
苦手だったものが食べられるようになったり、
余計、美味しいと思う食べ物に出会うよー…って。
僕は今でも食べられないけれど、
梅干が苦手で、
大将が作った「うめたま」だけは食べられました。
そう言うこと、お酒呑みの文化はきっとある。

この日も厨十兵衛で、新しい美味しさに出会って、
僕は、喜んでいたー…なんて噺でして。
そんな僕の心の声、あ、口から出ていたかも知れない。
ともあれ、瞬間を切り取る様に、
本日の〆は、この言葉で。

意外ッ!大根とカラスミはこんなに相性良いのかッ!!


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平日、出来るだけ更新でやってみたいと存じます。

書道とかお酒とか、温泉、ランニング、ラーメン、街のうまいモン…
色々と色々に。
ご興味ない日もあるかと思います。毎日、見なくても良いと思うんです。

たまに見て頂いて、色んな事やってンな…と、
「今度は何してんだろうな」って思ってもらえたら幸いで。

「酒 宗夜」の新しい道を繋いで、いざ、行きます。

written by SAKESOJA (宗風)