気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日はパスタの噺にあらず。
イタリアンではないのであります。
洋食の噺でありまして、従ってスパゲッティであります。
日本文化が花開く洋食の噺。
もはや老若男女、1日のうちに使われている言葉を計測したならば、
あんまり「スパゲッティ」などとは言わなくなりましたね。
そりゃあそうでしょう。
数多ある「パスタ」の一種がスパゲティってンですから。
でもねぇ、
子供の頃から馴染みある…
喫茶店でも食べられる洋食文化、スパゲッティと言う食べ物は、
以下に時代がパスタに覆いつくされようとも、
こうして愛して止まない者がおります。
いついつでも食べたいと思っております。
これでなくちゃ…と言うものでして。

当日は無性に人類はみな麺類気分。

いつもの「ハンバーグ&スパゲッティ」でも良かったでしょうけれども、
ふたりで3皿並べてみますと…噺の幕が上がる…
…なンて事になっておりまして…。




普段だと、そう、
コンビネーションの「ハンバーグ&スパゲッティ」でしょう。僕は。
僕らが出掛けた12月初旬、「ユキ」はママさんの手の不調があって、
営業時間を昼に限り、またメニュウも絞って営業されておりました。
それを気にして麺類統一にした訳じゃあないんです。
入口5秒前までは、いつも通り、そのメニュウを頼む心づもりでした。
3秒前くらい、店頭の商品サンプルを見た時に、
いつもの「ナポリタン」ではなく「ミートソース」と目が合ってしまった…
…「あ、今日はスパゲッティだな」と。
久し振りに訪れるから、「タラコ」も食べたいよね。
え、YOKOさんは今日は「ナスとトマトのスパゲッティ」にするの?
じゃあ「タラコ大盛」でなく…僕は僕でタラコも絶対食べたいから…
ミートソース、タラコ、ナストマトだね。

…そんな決まり様。



二大巨頭感があって、
「ミートソース」と「ナポリタン」って、
混ぜてあるか、混ぜていないか…
…くらいしか差がないのでは?と思っていた幼少期が、
自分にもありました。
明確に味わいに違いはありますよね。
肉のソースによる旨味、
けれど淡白な炒めスパゲッティの香ばしさ、オイル感、
この組み合わせは、白米とおかずにどこか近くて、
それが心から大好物で…。
「ハンバーグ&スパゲッティ」にナポリタンが乗る都合、
久し振りに食べました。「ボロネーゼ」的なイタリアン的な、
ああした茹で上げ麺では味わえない、
クラシカルな茹でおき系の麺だからこその美味しさ。
「ああ!今日はこの選択で大正解だ!」と噛み締める訳です。



YOKOさんの「ナスとトマトのスパゲッティ」は、
見た目はどことなくミートソースに似るのだけれど、
香ばしく炒められた野菜たち、
かつ、ベーコンとガーリックのフレーバーがしっかり乗って、
食べてみると、全く別の味わい。
鮮烈なフレーバーは目が覚める様な感覚でした。
もしかすると頼んだことがないメニュウだったかな。
こんなに美味しいものを忘れてしまっているはずないもんな。
YOKOさん、目の付けどころが相変わらず、良い。



YOKOさんの大定番と言えば、「ユキのタラコスパゲッティ」…
まさにこれ。
大盛りにしてもらって、半分以上貰おうと思っていました。
麺気分の今日は、僕もこれを食べたい。
たぶんタラコは2段階で加えていると思います。
炒める時、麺と一緒に炒めるもの。
仕上がってから混ぜ合わせるもの。
炒めることによって、油による甘味コーティングがされる印象があります。
ここにタラコの塩気が、よく合うんです。




はー、昨日の「ごぼう味噌ラーメン」もそうなんだけれど、
ウマイものって世の中にいっぱいありますよね。
皆知っているし、当然だし、分かっていても、
じゃあ、毎日がスペシャルか…って言うと、そうとも限らない。
命を食む訳で、感謝の心持ちこそ大きいけれど、
料理屋さんの技術を毎日…ってことは出来ないものでさ。
大町に出掛けたら、中野市に出掛けたら…
「あれを食べたいなぁ」とか、
そうした思いは元気の源の様に思います。
「また食べに行こう!」と言う気持ちも明日への目標になります。
美味しいをめいっぱい楽しむと言う…
そう言う点でも、この日のユキはいつもと同じ様に美味しかったし、
嬉しかった。

スパゲッティパーティと言う発想は我ながら良い。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

えー…時間があれば更新も、とは昨晩も考えていた事です。
朝イチあたりは。

結局、諏訪湖1周を諦めたものの、
信州スカイパークを16km、同じ距離だけ走っていました。
それはそれで、とても楽しかったのだけれど、
まぁー…体力はなかなか残っていないし、
家事などなど時間も押し迫ったりしちゃう訳だし。

「あ!書かなきゃ!」と思うのだけれど、
「あ!…良いのか。ブログは書かなくても」
「あ!その分、書道の練習が出来るかも!」

…なんて感じで、昨晩は今日の提出になる課題を、
最後の最後、もう少し書き込んでおきたい…と取り組んでおりました。
そして、それはとても良い方向に行きました。
良い判断となりました。
各課題を2~3枚ずつ書き足したのですが、
丁寧に仕上げて行く心持ちを、書道展を通して培うことが…
多少なりとも出来たのではないかと。

ブログの更新頻度を少しだけゆっくりにして、
もう少し書道を突き詰めて行きたいと思います。
1日1書以上は、TwitterやInstagramに投稿出来たら…
…なんて考えておりますので、
もし、見て頂けるならば嬉しいなー…なんて所で、
本日は、この週末に食べて参りました北信濃・中野市、
お馴染み「三幸軒」の12月のオススメメニュウの一席を申し上げます。
本日は月曜日、定休日ですので、
どうぞ、ご興味をお持ちになって頂けましたら、
明日以降にお出掛けになって下さいませ。

さて、「ごぼう味噌ラーメン・炒飯セット」について、
しばらくお付き合いを願っておきますが…。



限定ラーメンとチャーハンのセット。
ボリュームのあるセットなのですが、
“食べさせる魅力”…って言うんですかね。
気付いたら、もう残りわずかの惜別の心持ち…
とても美味しく頂きました。

味噌ラーメン、
ベースはきっと辛さある香ばしさも加わったタイプ。
辛いラーメンではありません。
こう…匂いや味の中にアクセントがある…
それは香辛料由来のもの、と言った風。
味噌の味わいがしっかりと立ち、
スープの旨味も邪魔もせず、足りなくもなく、
ちょうど良い塩梅で、麺を盛り上げてくれる…
そんな感じ。
ラーメンの選択において、
あんまり味噌を率先して選ばないので、
「久し振りに味噌」と思いながら食し、
「おっ、味噌ラーメンも美味しいよなぁ、見直したよ」と言う、
…“見直したよ”って、
三幸軒の仕立てが良いからこそなのですが、
それだけで味噌ラーメン界そのものを持ち上げる気分に。
それが、最初の印象で。



麺をすすり、楽しみ、
次いで、ごぼうペーストを溶かしながら食べ始めます。
ごぼうペーストそのものは、塩気=味があるものではなく、
スープに溶かして行くと、
スープに内包される味噌によって味が付与されて、
ペースト内の風味が徐々に出て来る…なんて流れがありました。
激しくゴボウの香がある訳ではなくて、
ゴボウの風味が、あくまで味噌の中から出て来る…
スープの味わいを堅持しながら、
ゴボウの存在感を出してくれる、自然な調和感は、とても美味しいと感じました。

聞くと、ペーストにはシイタケも入っているそうで、
旨味に定評がある食材ばかり。
更には、薄切りゴボウを揚げたものがトッピングされているからこそ、
ゴボウの味わいを強く感じたり、
スープに浸して風合を少し変えてみたり…
ペースト以外にもギミックは用意されていて、夢中で食べ進めていました。
旨味に呼ばれる…と言うのか。
いつも重く感じず、
食べやすさと軽やかさ…
ペーストに塩気がないからこそ、
とてもフレッシュな印象を与えられつつ、
味わいはしっかりと楽しむことが出来ると言う。

ラーメン専門店の「限定」と言うものは、
インパクト勝負の世界であるからか、
特別なスープ、特別な素材…
一点突破型と言うか、そんな印象があるって気づきました。
しかし中華料理屋さんの「限定」になると、
季節感があったり、ラーメンに使われる食材に限られなかったり、
料理として、限定が形作られている…
そんな風に感じ取ることが出来ます。
三幸軒しかり、松本市・廣東しかり。

最初…今回の限定メニュウを知った時には、
どちらかと言うと「強烈なゴボウペーストで食べるのかな?」と思いました。
これはたぶん、ラーメン専門店の発想だと思います。
昨今、使われる様になった「味変」…
「味を変える、2回楽しい」と言うそれなのか、と言うと、
そう、それとは違うんです。全く異なる2面性を楽しむ訳ではなくて、
元の味の良いところに更に気づく…そうした印象を抱きました。
限定は限定で1度限りで良いじゃない…
それもきっと答えでしょうけれど、
中野市在住じゃないから、そんなに通えませんから、
実現しないかも知れませんが、
僕の場合は、このメニュウを食べてみて、
「三幸軒は味噌ラーメンも美味しいんだな。また来たら食べてみよう」
…そう思いました。限定が限定で終わらない…と言うか。
調和のある味わいが、
お店の魅力を胃袋に伝えてくれる様な、そんな感じなんです。
冬の寒さに味噌の温かみある味わいって、
また美味しかったりもしますし、良いメニュウだなーって。
提供期間に限りのあるものですから、
どうぞお早めに…お腹いっぱいに、心もどうぞ温めて頂きたく、
本日はここまで申し上げて参りました。


“味変”ではなく調和の段階を楽しむ1杯のラーメン。







えー…
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は、お年取りの準備とも挨拶回りとも言う…
でも、それは建前で、
行きたい場所に行って来た、会いたい顔に会って来た、
欲しかったものを得て来たと言う、
何と言うか、そんな1日を、めいっぱい駆け抜けて参りました。
よって、只今眠くて眠くて…
けれど、月曜日までの課題があるので、もうちょっと頑張りたい。

食後のコーヒーを頂くまでの合間で申し上げて参ります。
しばらくの間、お付き合いを願っておきますが…。

中野市・長嶺温泉

中野市・三幸軒

中野市・中野醤油

中野市・井賀屋酒造場

長野市・ふるフル

長野市・若槻温泉

…と言った移動でした。

長嶺温泉、久し振りに出掛けましたが、
「こんなに泡付があったっけ!?」って言うくらい、
内湯浴槽のお湯が良かった。
すっごく新鮮。かけ流し量もたっぷりあって、
季節柄なのか、温度も心地低く感じて、
最高に楽しむ事が出来ました。

三幸軒では12月のオススメ、限定メニュウを食べて来ました。
これは近日中にブログ化したいところ。
牛蒡を使ったラーメンとチャーハンセットなのですが、
光る美味しさもあったし、
何より食べやすさ…とっつきやすさ、
「うまいうまい」と夢中で食べ進めることが出来ました。
ラーメン屋さん、専門店って、
限定メニュウは、やっぱり特別な素材でスープを取る…とか、
麺が特殊だったり、素材を珍しくしたり、
そうした傾向があると思え、
中華料理屋さんですから、
料理に寄って限定色が出て来ている、
1杯の調和の美味しさがある…と言うか。
すごーく良かったんですよ。
「流石だなぁ」って思うんです。
食べやすさと興味を満たされる感覚と。
料理屋さんって、
美味しければ問題ない世界でもあるかも知れない。
でも、楽しさも一緒に味あわせてくれるんですから、
北信に出掛けるたびに、必ず三幸軒を選んで出掛けて、
「良かった」って思うことが出来ている…この凄さ、ですよね。
他のお店に行ってみたさもない訳ではないけれど、
三幸軒に、やっぱり行きたくなるんですもん。絶対美味しいし。

中野醤油では、我が家の命の根幹、
日ごろ使うお味噌が無くなってしまう直前なので、
買い求めました。「上撰」のお味噌が、
酒粕を入れたお味噌汁に、すこぶる合うのです。ウマイのです。
これまで、特吟を主に買い求めていましたが、
いやいや、本当に…味噌それぞれに個性がありますね。
ちょうど、旦那さんに久し振りにお会い出来まして、
その点をお伝えする…
我が家は酒粕とキノコとを味噌汁にして使っていると、
そうお伝えすると、
なるほど、キノコであれば合うと思いますよ!
…と。やっぱりね、そうだよね…それが嬉しかった。

井賀屋酒造場では、
ゴワリンゴ、Origine、JUPITERを買い求めて来ました。
杜氏ともお会い出来、
本当は…この後に予定がなければ、
もっともっとお話を聞きたかったなぁ。
長嶺温泉にホント、素泊まりで泊まろうかなぁ…
…とか、考えちゃいますね。
すごく…こう、「頑張っている人」と思うんです。
自分が愛する「人間は考える葦である」と言う言葉があって、
考えまくって葦が、とても青々と成長している人、
尊敬をいつも感じるんです。
お酒、味わいたいと思います。
そして、またそれを書きたいと思います。

アップルラインを通って、長野市三才方面へ。

台風による災害。知ってはいても、2カ月経っていても、
その爪痕の凄まじさが、まだまだ残っていて…
そしてボランティアさん方の活動もチラッと拝見して、
頭が下がります。その行動。

長野市・ふるフル。
冒頭のジェラートは、
長野市で育まれたヘーゼルナッツ、
自家焙煎、自社工場でのペースト加工を経たもの、
紅玉のソルベ、洋梨のソルベ。
どれも非常に美味しかった。
生ジェラートと言って、冷凍処理を経ていない、
非常に口どけも良ければ風味もフレッシュさがあり、
いやはや、
ローカルテレビで見て出掛けて行ったのですが、
行って良かった!ここまで美味しいって想像できていませんでした。
あー!
近所にあったら毎日ですよ。こんな美味しさ!

若槻温泉、
「ふるフル」から、かなり近いと言うことで。
以前は夏場に訪れて、
ぬるめの露天風呂が心地好かった記憶があります。
冬も露天風呂は無加温のままなので、
冷たさも感じる温度。
けれど、加温槽で温まった後に入ると…
交代浴で楽しむと、本当に良いんです。

で。

すっかり楽しんで来て、ご飯を簡単に食べて、もう眠いデス。
明日も諏訪湖を走りますよー!

だので、簡単に流れを申し上げまして、
こんなところでお開き。

欅の森書道展を経て、
もっともっと字を書いて行きたいと思い、
趣味にかける時間配分、
ブログの時間を減らして、書道の時間を増やしたいと思います。
土日はあんまり更新できないかしら…と言うところ。
のんびり見に来て頂けたらと存じます。

それでは。
ありがとうございました。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は、定食のお店でのお昼ご飯について…
ええ、早速チャンスが巡って来たので、
YOKOさんを「もう行こう!さぁ行こう!」とかどわかし、
自分にも「さと」を教えてくれた方が居たように、
“教えたい!食べてみて欲しい!”
…そんな気持ちが溢れて、訪れました。

YOKOさんには先達て美味しかった
「牛しょうゆ焼定食」を注文してもらいます。
僕は、牛しょうゆ焼きと同額、
おそらくは相対する人気メニュウだと見込んだ、
定食屋さんの大看板「豚しょうが焼定食」をお願いしました。
教えてくれた同僚さん、こちらも大好物で、
生姜焼きばかりの時期もあったのだとか。ならば、と。



相変わらず、サラダがたっぷり添えられる…
これが、まずは嬉しいです。
新鮮さも感じられて、キャベツだけってンでもなくて。

ある程度カットしてあって、非常に食べやすいと思いました。
食べ手目線に立ってくれている感覚。

豚しょうが焼き定食、
好きです。このテの甘辛いショウガダレは大好きです。
しかしながら、あんまりは注文しない。
ペラっと大きめの肉が届き、
硬くて噛み千切れず、そのまま口中に到達して、
食べ切ってしまって、
結果、ご飯と豚肉の比率を自分の思い描いた通りに出来ない…
これが起きたことが、一時期多くて。
以降、
逆を言えば、豚の生姜焼きを美味しく食べさせてくれるお店、
すごく大事にしたくなっているんです。
「さと」の豚の生姜焼きは、その点はバッチリ!
食べやすく、そのものも柔らかく!
味付けも良いですね!
牛しょうゆ焼きと明らかに異なっていて、
豚の味が前にある上で、タレの甘味とバックボーンに生姜。
秀逸。実に秀逸。
しかも、タレとマカロニサラダが混ざっても、
マヨネーズプラス…みたいなまろやかさアップ効果があり、
とても美味しく頂きました。

食べ比べると、どうでしょうか。
牛しょうゆの方が味は濃い、ですかね。
肉の差、個性もあるかと思います。
どちらが好み…と問われると難しい。どっちも好きです。



そして、初回からずっと狙っていたメニュウ裏。
定食が書かれているメニュウ表。
裏は一品もの…と言っても、
定食のご飯、お味噌汁ナシの単品メニュウと言ったところ。
お酒もオンメニュウしていますが、
居酒屋さんと言った風ではないですね。
「ちょっとだけやる」くらいの認識でしょう。
ここに「イカフライ」を見つけて、しかも300円と言うお値打ち価格。
「食べてみたい!」って思っていました。
定食の後に届けられ、熱々。
そして中のイカはさっくり千切れる。
甘味があって、弾力もしっかり。
子供の頃からイカ天、イカフライ、大好きでしたけれど、
昨今、なかなかお目にかかっていませんでした。
もう、感動するほど美味しかった。
オムレツ、もつ煮、冷奴、焼き鯖などが一品メニュウとしてありますが、
食べたい定食に加えて、イカフライ単品と言う発想、
自分自身に対して、
よくぞ目ざとく見つけ、かつ注文した…と思いました。
ガッツポーズをしたくなる美味しさだったんです。
ブログ資料用にメニュウ写真を撮ったりしている習慣から、
発見し発想が生まれ…なんてところ。
この偉業については、そう…。

オレでなきゃ見逃しちゃうね…とドヤる。

えー…

気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

必ず画像を伴って更新を致しておりますが、
どうにも今日はままならぬ…と言うことで失礼を致します。

書道教室に通い始めて、1年とちょっと。
昨年は…第11回の書道展では、お客さんでしたね。
もちろん、自分の作品が飾ってあるわけでもない。
飾られている諸先輩方の名前も分からない。
そんな状況でした。
それでも、所属する会だからと見に行って…。

今年は午前中の飾り付けから参加しました。
オープン前の松本市美術館へ出掛けて行き、作品を並べる…
…お手伝いが基本でしたけれど。
3階にも飾られている上條信山先生の書もあるし、
現指導者である樋口玄山師匠の書も多く展示され、壮観です。
欅の森書道教室を開かれた上條素山先生の書も目の当たりにします。

どの作品も…先生方だけでなく諸先輩方の作品も、
みんなとても魅力的で、手が止まります。
それは諸先輩方も同じで、
錬成に励んだ成果が表されていて、楽しみながら作業をするような…
そんな空間だったのではないでしょうか。

書道展は、本日、明日、明後日の3日間。
松本市美術館、市民ギャラリーA&Bにて催されております。
是非是非、ご高覧賜りたく存じ上げます!

…と、こちらでも書いておきます。
明日は会場におりませんが、明後日は会場におりますので!
(お昼ご飯は食べに行っちゃいますけど)
自分でも良いですし、諸先輩先生方のギャラリートークも伺えますよ!
どうぞ、足をお運びくださいませ!

そんな1日でしたので、そんなブログになりました。
どうぞ、明日以降もよろしくお願い致します!









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

えー、
昨日に引き続きまして、
「おおぼし」の噺で一席のお付き合いを願います。
当月、師走や臘月とも呼ぶ12月、
その限定メニュウを申し上げよう…と言うご趣向にて。

今月は、
「札幌濃厚海老味噌らーめん」とのこと。
これにトッピング「野菜(もやし、キャベツ)」であります。

スープは濃ゆいですね。舌触りも濃厚な感覚。
味噌が強く主張するタイプでもなく、
海老の香もじわじわ上って来る感じで、ガツンとは感じませんでした。
これは野菜トッピングによって、
その茹で野菜の香が影響しているからかも知れません。
今、思うと。



麺は、こんな感じ。
札幌系味噌ラーメンって言うと、
炒め野菜だったり黄色い強いちぢれ麺を想像するのですが、
それとはまた違う感じ…かしら。
スープによく合う美味しい麺だと思います。
どちらかと言うと、
よく食べている「しろがね」の麺に近い印象を受けました。
鶏コテを食べた時の香と言うか、反応と言うか。



辛いものがお好きなYOKOさん。
きっと合うだろうと「辛子玉」をオススメしました。
やはり、バッチリあったみたい。
かなり辛くしてもスープの濃厚さやまろみに乗って、
実に美味しく食べる事が出来たみたいです。
辛さがあるから、少し海老香が減りますけれど、
そこは好みとのワンオフなのかなぁ、と。



自分もYOKOさんも食べ終わって、
「スープちょうだい」なんて言って少しもらうと、
かなりのザラザラ感がありました。
たっぷりのエキス分、エキスの素はきっとこの辺。
かなり入っていそうな雰囲気。
なるほど、濃厚に仕上がっているはずだわー…
…なんと言う。食べ終わっても、また実感と言うカタチ。

うーん、ざらざらがウマイ。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

今日はラーメン屋さんの肴の噺…になるのかしら。
肴に供するためだけに置いてある、
登場したんじゃないでしょうけれども、
一見は、やっぱり肴に見えて、
でも実際はご飯のお供に取り寄せて、
結局、ご飯よりも麺よりも、もつに夢中…
…そんな体験を申し上げよう、と存じます。

その日、YOKOさんが限定を頼んでくれたので、
「あぁ、なら今まで食べたことがなかったレギュラーメニュウを攻めよう」
…と思いました。
「ばりこて」が主役のお店で、ノーマルの醤油ラーメンがあって、
「これにしようかな」と。
12月の限定に「ぶたもつ煮」があって、
普通の醤油ラーメン、もつ煮、ライス…のコンビネーションはどうだろう。
美味しそうじゃん!?
…と言う発想から注文したんです。
税抜き437円は、サイドメニュウにしたら、ちょっと高いかなー…
そう思いました。
「もつ煮定食」みたいな主役じゃないんです。
あくまでラーメンライスのついでに、もつ。
そんな感覚での注文でした。
でも、12月の限定…限定なら今食べておかなくちゃって、
後押しがあった気がして。

小ライスと同じ器に届けられ、
それは、どちらかと言うと小ぶりの器なので、
「おおっと、ちょっと少ないかも?」
そう思いました。大根とか人参、こんにゃく…
それら、かさ張るものがあって、この量なのか――…失敗したかも…

「あれっ!?もつ、もつしかなくない?」

器の中、全部もつ。
普段、他の具があるからボリュームある、
庶民の味方、定番でお財布にも優しい
「もつ煮」、だのに器の中が全部もつ。
そして、みっしり詰まっています。

「ひやー、こんなにもつがあったら、お安いかも」

そう思いながら、とりあえずひと口食べて驚いた。
プリプリなんです。
強い食感。これまで食べて来た…
例えばスーパーで買うような、
そうした茹でてあるもつを扱ったんじゃないかも知れません。
生のもつ、鮮度の良いもつ、美味しいもつ。
詳細は分からないけれど、
こんなに美味しいもつを、歯ごたえがしっかりしていて、
甘味があって、味噌を吸い込んでいるのに、
味はしっかり入っているのに、
もつの勢いがたまらなく美味しい、こんなのって経験ないぞ!?

…と。

朝日村に誕生した「金鍋商店」で、
牛の生もつを食べて美味しかった訳ですが、
これに近い食感や味の良さを感じる訳です。

すぐさまYOKOさんにも、
「これすごい!これすごい!」と興奮した僕は食べてもらったり…
ラーメンが来る前に、すでに満ち足りた心地になるくらい、
スペシャリテの美味しさがありました。
もともともつ煮が好きだし、
「もつ煮」と言えば「よよぎ」の大将が作ってくれた、
豆腐入りでないともつ煮と呼びたくないとか、
そう言う、そう言うこだわりはあるけれど、
何だかすべてどうでも良くなるくらいに、
「うわーい!うンめーーー!!」と思った…と言う噺。
もし、これを読んでくださって出掛けてくださって、
そんな貴方がお気に召したなら何よりなのですが。
当日のTwitterへのライブ投稿が全てを物語る。


俺の知っているもつ煮じゃねぇ!!





気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は、いつものお召し上がりものにまつわる噺ではなく、
お酒に関わるものでもなく、
純然と書にまつわる噺でありまして…
至極勉強になった1日を申し上げたく、
また、小学校1年生、2年生のお子様をお持ちの方には、
直近で関わりが、きっと生まれる様な事柄であり、
また日頃、パソコンで文字を見る、活字、
ボールペンなどの字に触れていると、
やっぱり、どこかしらご縁のある内容なのではないかなぁ…
…なんと存じます。

何も講師となってご教示しようなどと言う事はございません。
「こうしたものもあるんだなぁ」と言う、
当日の自分の驚きと感心を、申し上げて出番とさせて頂きます。
最後まで、気を確かに…ごゆっくりとお付き合いを願っておきますが…。







信州書象会の…
自分が所属している欅の森書道会は、
「書象会」と言う郷里の偉人「上條信山」先生を辿り、
その信州にある教室の集まりが、
「信州書象会」となっていて、「ショショウカイ」と読みますが、
こちらが主催するセミナーに出掛けて参りました。

「水書」は「ミズガキ」とも「スイショ」とも読む様です。
冒頭の字も水書用筆で、水書用の布に書いたものです。
書いたそばから、水で書いた文字が乾いて行く文明の利器。



水書アイテム、
筆は講師をお勤め下さった荻田光山先生が開発に携わったもの、
あかしや社から発売されているもの、2種類。
紙は布製と紙製があり、全く書き味が異なります…が、
これは普段、書道で扱っている場合も同様。

でも、何よりまず「これを貰って水書とは、はてな?」と言うスタート地点でした。

来年からの学習指導要領の変更点の中、
小学生、1年生、2年生に対して「水書」が加わるそうです。
実際に筆を持つ、墨で書くのは3年生や4年生から。

…確かに墨は飛び跳ねますし、小さいお子さんには、
油性でこそないにしても、あまり持たせなくないですよね。
じゃあ、今まで通り中学年から高学年で良いんじゃないか…
…って言うと、そうではないんだそうで。

書道上の「硬筆」を見ていても、
そこには自然な字の流れ、伸びなどが存在します。
しかし、世に多く見受けられる活字、
パソコンや本の機械的文字は、字の間隔などの制限があり、
正方形に収まる様に作られていて、
これを現代人は多く目にします。
目にするから覚えます。
それらの字は、字の流れが切れていて、伸びやかなものなど存在しません。
枠の中からはみ出しちゃいますよね。

そうなって来ると、芸術とも考えられる字と毛筆の世界が、
一律のものでしかない…そんな風な意識の変化に繋がって行きます。
字とは本来創造性のあるもので、
「精神の書」とも信山先生の字を前に述べる方もいらっしゃる中で、
学校で教える文字も、
ここは跳ねる、ここは止める…
決まった書法の中でのみの表現に固まってしまう、
本来の字の形が活字に侵食されて、字の美しいカタチ…
長年培われてきた文字が消え行く運命に片足を突っ込んでしまっている…

…と言うことに、現代、実はなってしまっていると言う。

自然で伸びやかな文字とは、字の、線の強弱にあります。
強弱は筆の上下運動に由来します。
ボールペンは0.5mmなんて書いてある通りで、
強く書いても弱く書いても0.5㎜ですよね。
圧力で「力を入れて書いたな」って分かりはしますが、
上下には運動しない。
筆は、筆に柔らかさがあるから、
太くするところで深く…紙に近づける様に沈み、
スッと抜く、早さのある部分では、浅く上方向に動かす。

これを幼いうちに身につけていると、手が覚えていると、
字を書く、字の美しさを知ると言う概念への手がかりが芽生える…
…字にまつわる文化を守る、と言う内容。

すごく参考になりました。
この水書、本当ただの水道水でバッチリ書くことが出来ます。
汚しませんとも。
水も大量に必要でないし、すぐ紙は乾くから…
冒頭の写真も「書いて、スマホを取って、カメラアプリ起動」で、
書いた直後よりも薄くなってしまっています。
1秒2秒じゃありませんが、何枚か用意して、
他の用紙で練習しているうちに消えて、次の準備が出来る…
これ、大人の自分でも楽しいし、
子供さん方も無限お絵かき帳みたいに扱えて、
すごく楽しいんじゃないか…
これなら、筆を扱う楽しさも覚えられるんじゃないか…
そう感じられました。
会場で水書セット500円の販売があり、
当初は「水で書かずに墨で書くから不要」とスルーしていた自分も、
あまりの楽しさに1セット購入しましたし、
中には10セット買って行かれる方もいらっしゃいましたし。

すごく勉強になるセミナー、講習会でした。

定期的にこうしたセミナーは企画されるのだそうで、
「来年も楽しみ!」…と思うも、
どうやら2年に1回くらいの頻度だそうです。
その代わり、来年は信州書象会での展覧会があるんだそうで。

ん…?
それって末席ながら自分も出品するのかな?どうかなぁ。
来年の5月だそうなので、また書きますが。

ともあれ。

こうした内容なので、タイトルで目を惹きつけたく、
ご覧頂いた通りの題にしました。

実際問題、最初は、実物を見るまで、
WEBで見た動画のそれだと思いました。
お外で、筆に水をたっぷりふくませ、
平らなコンクリート部に水で書く様。Tiktokとかにもある感じの。
あくまで動画のそれは、書道パフォーマンスですよね。
それなのかなぁ、と。

まさか書道と同じ所作が出来ると思わなかったし、
目的は上下運動を知ることとは、大きく教育に関わる内容で、
僕にも、また一緒に出席されていた先生方にとっても、新鮮でした。
字が上手くなるのは、ゆくゆくの副産物。
もっと原初であって重要な取り組みです。
字を筆で書くという文化を守ろうとする志を、拝聴しました。


水書って水で書くことだと思っていたけど、思てたんと違う。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

何度となく申し上げておりまして、
耳にタコと言うことかと存じますが、
いや、それにしても、諏訪湖マラソンの…
完走はしたけれど不完全燃焼な思いは、
ひとつの原動力になりまして、
11月中の全ての週末、土日どちらかに、
諏訪湖1周16㎞を欠かさずに達成できました。

意外にたいへんなことでした。
毎週、諏訪湖をクルッと走るって言うのは…
時間にして、2時間も掛からないんですけど、
疲れの蓄積もあるし、
イベント事などもあるし…
日常生活に加えてのランニングで…
でも、こうして12月に入る事が出来て、
YOKOさんとふたりで、風邪も引かずに肩を並べて走る…
続けられる事への幸せを、
たった1か月ですが噛み締めております。
しかし、月間走行距離の概念からすると、
もうちょっと延伸したいので、
まだまだ鍛えて行かねばなりませんが。



走ったあとは気分が良く、栄養補給をしたくて、
普段は頼まない揚げ物に手を出してしまいます。
油琳鶏の甘酸っぱいソースは好みなもので、
日替わりと言う限定感にも惹かれてしまい。

まさか、こんなに大きいとは思わなかった。
冒頭の写真の通りですが。
普段の豆腐ハンバーグ定食や鶏ムネ肉のソテー定食は、
サラダが横にあって、皿のもう半分にメインが乗りますが、
こちらはサラダの上に大判のから揚げ鶏が乗っています。
比較的ヘルシーな料理が多い、
健康に配慮したメニュウの多い「すわっこランド」にしては、
嬉しいけれど、驚いてもしまうボリューム。
味も良いです。揚げたてでした。
美味しいんだけど、良いんだけど、
走った分のカロリーが補充されて行く…!!



こんなに油琳鶏が大きいと…
いや、山賊焼・油琳鶏ソースが大きいと思わなかったので、
つい、好奇心に負けて、「いなりずし」も注文していました。
カラシを付けて食べたら「からしいなり」になるかなー、と。
走った後は優しい食事が厚遇されるのに、
わりと頑張った食事になってしまいました。

からしいなりはちゃんと裏返して、
中に塗らないと美味しくなりませんね。
ちょんちょん、と付けると辛さが先に来てしまって、
何となく塩梅が悪かった。
是非、春のメニュウ改変には、からしいなりを…。

サービス精神も旺盛で、
お値段も抑えてあって、バッチリボリュームメニュウで、
それはそれで良かったんだけれど、
喜びの中で、これもお伝えしておきたいっ。


油琳鶏は山賊的な食べ物じゃなかったはずだ。(誉め言葉)




「芳樹欝茂」

布施温泉に出掛けた際に、上嶋桂風先生の「芳樹欝」と言う見事な書を拝見しました。
「ほうじゅうつ(しげる)」とした説明書きがあり、
なるほど「欝茂(うつも)」と言う言葉があるのですね。
草木が生い茂る事を言うのだそうです。
だので、「茂」以外は臨書のお手本として…
ただ、筆ペンでは墨量が足りませんでしたね。1発書きも良くないか。

なかなか忙しく、ブログを書く時間が取れないままにこの時間。

今日は、ここまで…と言うことで。
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

平日、出来るだけ更新でやってみたいと存じます。

書道とかお酒とか、温泉、ランニング、ラーメン、街のうまいモン…
色々と色々に。
ご興味ない日もあるかと思います。毎日、見なくても良いと思うんです。

たまに見て頂いて、色んな事やってンな…と、
「今度は何してんだろうな」って思ってもらえたら幸いで。

「酒 宗夜」の新しい道を繋いで、いざ、行きます。

written by SAKESOJA (宗風)