2019/12/20
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
えー…続きまして、中野市・三幸軒でのお馴染みのメニュウ。
YOKOさんがとても気に入っていて、
これまでにも何度か書いておりますが、
今回は、それにたどり着くまでに、ちょっとしたストーリーがありまして…、
再びとなりますが、一席申し上げようと言うご趣向でございます。
どうぞ、最後までお付き合いの程を願っておきますが…。
あるローカル番組で、こう言うのです。
「渋温泉「米龍」名物だったトーフラーメンが、
再び、渋湯田中で食べられるようになった」
…これについてTweetすると、すぐにコテさんからも情報を貰えた通りで。
「福十拉(ふくとら)」さんと言う、
湯田中駅近くのお店が、この地域にある名物を絶やしてはならないと、
カツとラーメンの店として開いた食事処で、
「豆腐らーめん」が食べられる、と言う。
Snow Monkey Beer Liveに出掛けて、
渋温泉には何度も泊っているのだけれど、
日曜日だったからか、僕らが出掛けた頃には営業機会を減らしていたのか…
…ともあれ、店頭まで何度も行って、
いつも閉まっていて、結局食べられなかった「米龍」…
その番組を見て、「是非、そこで食べたい!」と、YOKOさんは言いませんでした。
言わなかったんです。逆に…
「そうかー。これも美味しそうだけど、
三幸軒の豆腐ラーメンも好きなんだよなー…」と。
らしいなぁ、と、ほっこりしました。
岩清水蔵、三幸軒、中野醤油に出掛けたくて算段をしていた頃。
僕も僕で頼むメニュウをすでに決めていたけれど、
YOKOさんもYOKOさんで、三幸軒でのお昼ご飯は、
「あ、決まったな」と言った具合。
ベーススープはスッキリとしていて、
豆腐のあんかけは、こってり…とまではいかない。
しっかりとした味…ですかね。
熱くて、冷めて行かず、いつまでも熱く、
熱い時間帯にしか持たない、
良い香、旨味が長く続いて、いつも美味しい。
ベースの綺麗さが食べる全体の軽さを引き上げ、
豆腐やあんの熱の入った旨さが、旨味を轟かせ。
ひと口もらってみると、
「ああ、なるほど、これは旨いよね」なんて言うところ。
「福十拉(ふくとら)」は、
血縁とかレシピ継承とか正当な後継者として伝承…ではなくて、
そう言うラーメンが昔あったよね。
地域で愛された味が、言の端に残るだけじゃあ勿体ないよね。
復活させてみようー!の流れは、中野つけ焼きそばにもある訳で。
松本でも中町周辺の「春華」や「札幌」のラーメンが継承されている…とも伺うし、
愛される味って、そう言う事だよね、と。
だので、全く同じではないにせよ、
「渋温泉名物トーフラーメン」は、良いムーブメントだなーって思います。
塩尻名物「末広のラーメン」も、是非って思ったりしますもんね。
松本の「みやま」のセットは、文化として開花しているし。
北信と言えば、「焼きそば=あんかけ」が成立しますよね。
「いむらや」然り。
松本生まれの自分だと、
「焼きそば=たけしや=太麺オイリーソース味」って感じ。
その次…と言うと、
トーフラーメンって、北信がやはり基本なのかしら…って思います。
中信と言うか、身近だと緑町・廣東では「麻婆麺」的な位置づけ…
パーツは合っているんだけれど、
でも、トーフラーメンへの愛着って、
もうちょっと違うのかなーって思っています。
お互いに寒い地域には変わりはないのだけれど、
より雪の多い土地だと思うので、より合うのかなーって。
三幸軒の「餃子」、大振りで皮も具もハイバランス。
大好物で、いつも頼んでいるけれど、
例えば、中信地区から諏訪辺りの餃子文化…
松本や安曇野だとまたちょっと違うから、
塩尻、岡谷、諏訪だと、
小ぶりの餃子の方が一般的かも…って思ったりします。
「テンホウ」がそうだから?
もしかすると美勢商事がその着想もあって、
追従したから…か、その辺りは分からないけれど、
小さめの餃子が親しまれているイメージがあります。
これも文化なんだろうなーって。
高級食材や旬のもので形成される食文化も、ひとつ。
日常、季節を問わずに愛されている食文化も、ひとつ。
どちらも大切なこと、ですよね。
“知る人ぞ知る米龍”…ではあったかも知れないけれど、
きっと他のお店にもトーフラーメンの文化って、
実は根付いているんじゃないかなぁ。
だからきっと、僕はこう思う。
トーフラーメンは既にあんかけに次ぐ。