上海楼で食べてみたかった。(飯田市・上海楼)




気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

えー…、信州って広いものですよねぇ。
実に広い。
松本平に住んでいても、飯田市は遠いし長野市も遠い。佐久上田も遠い遠い。
栄村に住んでいたとして、天龍村までの日帰りは、
よっぽどたいへんだろうな、と。
広ければ広いだけ、風も文化も変わって来る。
うまいもんだって変わって来る。

えー…得てしてそう云うもんだ…ってンですが。

「飯田市」「ラーメン」と検索すると、
「新京亭」、「上海楼」、「やひこ」が出て来ますか。
特に有名だった「新京亭」へは、
南木曾温泉・ホテル木曽路に出掛けた際に旅程に組んで食べる事が出来ました。
それからグッと時間が掛かってしまう…
再び巡って来た飯田市に立ち寄る機会。
どうしてもどうしても!と思っていました。
平日の13時過ぎに到着しましたが、寸時並びが出来るほど。
噂にたがわぬ人気店ですね。
ローカルテレビでも見たりして募った思いがありまさぁ。
食べてみて、成就して今となっては、
「はぁ、また食べたい」と恋慕する、また募る…。

本日はラーメンの…名代中華そばの一席にてお付き合いを願っておきます。
どうぞ最後までお付き合いの程を願っておきますが…。





上海楼で食べてみたかった。(飯田市・上海楼)


「チャーシューメン(並)」にて。

このビジュアルの強さ。惚れ惚れしますね。
スープも並々と入っていて、
トレイに少しこぼれてしまっている様な。
それがボリュームの素晴らしさを如実に伝えてくれます。

奇をてらわない感じ。
シンプルに「中華そば」…
スープは醤油も立って、鳥が多いでしょうか。
とても明確に風味が立っていて心地好いです。
スッキリした入口ですが、口の中で太く豊かに広がって、満足感は極めて高いです。
スープだけでも、ご飯1膳は軽く行ける。
ネギは入っていますが、印象は薄く、屋台骨感。
自分で、この類のラーメンを調味していると、
ネギの存在感こそが旨味と食べやすさに通じる気がするのですが、
裏に回らせて、タレとスープを際立たせている…
…そんな感覚です。とにかく、ご馳走スープなんだけれど、毎日味わいたいスープ。

上海楼で食べてみたかった。(飯田市・上海楼)

重曹打ちの麺。これが特徴ですよね。
透明感あって美しい。
かん水系の強い弾力、コシはありませんが、
このスープをたっぷりと持って来る中で、
滑らかさと返す柔和な弾力…って言うんですかね。
“コシのようなもの”が確かにあり、
そのまわりにスープと麺の味がまとわりついて美味しい感覚。
麺を食べながら、とても強く意識してスープを感じます。

半、並、大…と3サイズ、選ぶことが出来るのですが、
元々、麺量が多いことを忘れていました。
「並」を注文した上に、ライス(中)までも…
ラーメンライスをやりたくて仕方がなくて、
頼んでしまったがために、そうですね…
「麺とび六方」の「ラーメン(大)ヤサイ増し」より、お腹いっぱいでした。
ラーメン(特大)ヤサイに匹敵か凌駕するか…
ともあれ、スゴイことに。
その後は飯田市動物園で腹ごなしが出来たので良かったのですが。
お腹いっぱいに食べられる…実に嬉しい事ですね。

上海楼で食べてみたかった。(飯田市・上海楼)

「タンメン(ラー油で辛い)(並)」

ワンタン好きなYOKOさんなので、てっきりそれらを選ぶと思ったら、
「辛い」に惹かれた模様。
一見、味噌ラーメンにも見えるビジュアル。
これもまた、並々とスープが入っていて豪気です。
世のイメージだと、あっさり塩味である場合が多いタンメン。
タレはもちろん塩ダレなのでしょうけれど、
スープの厚みがあるおかげか、
こってりさ、脂感も油感もないのですが、
食べ応えのある、ヘビー級な味わいのタンメンに感じました。
ラー油は風味付けよりは効いていますね。
辛さで後引く塩梅が絶妙でした。

上海楼で食べてみたかった。(飯田市・上海楼)

「ぎょうざ(5個入り)」

ラーメンより先に出て来ていて、
サイドメニュウと言うより酒肴の延長線上と言う感じ。
実際、平日昼過ぎで「ビールもう1本!」ってオジサマ方もいらっしゃって、
昼にも夜にもお酒が出るみたい…なら、
この餃子は最高のお供になろう、と言う。
僕ら、ラーメンを食べる前に
「わぁ、これは旨いね!ラーメンも間違いなく良いね!」なんて話すくらいに旨いです。
揚げ焼きって感じしょうか。
会計口から餃子を焼く鍋が見えるのですが、
鍋に油が敷いてあり、蒸し焼きなどではなく、
その上でこんがり焼き、揚げる様に見えました。

甘めのタレが掛かっていて、かなり美味しい。
揚げ餃子の香ばしさ、焼き餃子の皮のモチッとした旨さ。
両方とも持っていて、酢を入れてサッパリ食べるいつもと異なり、
甘い…あ、少しの酸味もあるかも。
このタレが香ばしさの中からより甘さを引き出してくれて、
かつ、タレの掛かったキャベツがまた良い味になっていて。

名代はやっぱり「中華そば」なのですが、
それ以外のメニュウも実に素晴らしい。
飯田の粋のひとつ、心から楽しむことが出来ました。

上海楼で食べてみたかった。(飯田市・上海楼)

また来たい。また食べたいなぁ。
下道だと2時間くらい掛かるんだけどさ。
温泉も含めて、また来たいなぁ。

…なんて思っています。
1度、到達してしまえば、
じゃあ、次は駐車場はどこにすれば…なんて煩わしさもないですし。
いつかまた!ですね。

…と言ったところで、本日はここまで。
ちょうどお時間となっております。

それではまた次回。

ありがとうございました。

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平日、出来るだけ更新でやってみたいと存じます。

書道とかお酒とか、温泉、ランニング、ラーメン、街のうまいモン…
色々と色々に。
ご興味ない日もあるかと思います。毎日、見なくても良いと思うんです。

たまに見て頂いて、色んな事やってンな…と、
「今度は何してんだろうな」って思ってもらえたら幸いで。

「酒 宗夜」の新しい道を繋いで、いざ、行きます。

written by SAKESOJA (宗風)