テイクアウト出来ると言っても、飲みの〆って、その場で食べるから旨くて幸せって事もあるじゃん?(塩尻市・無奏天生)
2019/07/11
・
・
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
7月4日に5周年を迎えました、このお店。
「無奏天生」に出掛けた噺で、しばらくのご愉快を願います。
えー、
これまで2回に分けて申し上げて参りました、
ハス向かいの「サバ」での夕ご飯、飲みの時間…
「サバ」にも〆のメニュウはあるんですよ。
チャーハンだなんて大好物ですよ。
でも、でもね、向かいに「無奏天生」もあって、
今ならば、今日ならば、
「〆に汁なし」と言う積年の夢も叶うんじゃないか…と言う環境、
もう、行くしかないと!そう考えまして、
信号を辿り、お店の中へ。
静かだった「サバ」とは大違いで、
若いお兄さん方がテーブルを囲み、「ワッ」と賑やか。
実に陽気です。
ラーメン屋さんでもあり、居酒屋さんでもあり、
そうそう、最近では「夜定食」も始まって、
ご飯屋さんでもある様な、とても複合的なお店になっています。
賑やかな方もいれば、
若い、同年代の方々でも、食事に訪れたのでしょう、
淡々と食べてらっしゃったり。
色んな人生の絵巻物の瞬間を拝見できるようで、
何だか、面白い…うーん!興味深いと言うか、
お店の外からは、この喧騒は分からない訳です。
“喧騒”と言う字を使いこそすれ、
陽気な雰囲気は、僕ら、すっかり忘れてしまっていて、
最初は、お互いの声も聞こえないくらいで戸惑いもしたけれど、
でも、その賑やかなパワーは、
場をとても楽しくさせてくれていたんじゃないかなーって思うんです。
お祭りみたいな。
で、テンションが上がり切って、僕はミスを冒すのですが、まぁ、それは後程。
比較的静かな塩尻駅前界隈である…
そう認識している自分として、
こんなに明るい場所があると言う事にも驚きで。
開店してから5周年と言う「無奏天生」の人気ぶりをうかがい知るものでした。
瓶ビールをお願いしました。「サッポロ」を。
2軒目なので、少なめで。
明日もあるんだー…って思ってブレーキが入ります。
翌日がお休みであっても、
それならそれで、早起きからのランニングを考えて。
「とーふサラダ」
ここ最近、日々の食事に、ずーっと豆富を欠かしたことがない僕ら。
メニュウにお豆富があれば、そりゃあ飛び付きますとも!
居酒屋さんメニュウも良き所、良きツボどころを突いています。
「量、多いかもですけど、大丈夫ですか?」
…と聞かれた通りで、なるほど野菜も量がありますが、
豆富が1丁、盛り付けられており…
ヘルシー&ボリューミーとは、何と嬉しいメニュウでしょうか。
たいがいのお豆富ってワンパック400gだと思うのですが、
普段の僕らは、ワンパック600gのお豆富を1日1丁、夕ご飯にふたりで使っているので、
「もっとあっても良い」くらいの心地に。
でも、こうしたメニュウが多く居酒屋さんには少ない気がして、
ものすごくありがたいですね。
メニュウ名の記録がなくて行けませんが、
長芋を焼いたものも注文しています。
何を隠そう、YOKOさん大好物。
とろろにしても煮ても焼いても、美味しく食べられますね。
ご満悦。
「担々餃子」
どんな見た目だろう…と考えていて、
焼き餃子か茹で餃子に、
辛い肉味噌が乗った料理、
もしくは担々スープ餃子かと想像を巡らせた…
…けれども、実にシンプルな餃子の見た目。
それもそのはず、中身の餡が汁なし担々麺のそれに近似していて、
割合に辛め。
肉がみっちりした餃子、食べる餃子ではなくて、
あくまで、酒の肴感がある餃子だと思いました。
濃い目の味付けにも感じ、ビールにしても、
きっとこれ日本酒や焼酎でも間違いないし、
ひょっとすると香高さもありますからワインでも良いかも。
サワー系もお願いしました。
YOKOさんはキレートレモンを入れちゃうサワーで、
僕は「無奏モヒート」と言う店名を冠したものを…
…で、ひとくち飲んだ後、テーブルの縁に置いて、
他の写真を撮るなどする内に肘が当たって、ぶちまけてしまいました…
たいへん申し訳ない…。
こうしたトラブルの際の対応も、「無奏天生」さん完璧でした。
すごく気遣って頂き…忙しいところなのに。
感謝ひとしおであります。
次は、美味しく飲み干せる様に、
また出掛けて行って、飲まねば…と思います。ええ。
本日の主目的、メインディッシュ…だけれど、
飲みの〆とは、これ如何に。
「汁なし味噌担々麺(1辛)」を。
味噌登場以来、味噌ばかり。
気に入っています。1辛が自分にはとてもちょうど良いです。
辛さもあり、味噌の甘味もあり。
当日のTweetに以下の様に残しておりますが…
・
無奏天生の汁なし味噌担々麺の1辛を食べた。
「辛い!辛いけど、うまい!」
「1辛だと、あんまり辛くないねえ。美味しいけど」
「!?」
同じ一皿を食べると、如何に辛味耐性が違うか分かると言うか。
・
…本当、辛さの感じ方って違うんだなー、と。
同じお皿から取り分けている訳ですし、同じものなんです。
でも感想が違うって…個の存在の立証とまで、
大袈裟に言うつもりはないのですけれど、
そうした味覚に違いがある中でも、美味しいものってあって、
共感して食べて楽しむって、大切なことだなーって。
ところで。
昨今、この「汁なし担々麺」ってテイクアウトできる様になったそうです。
完成品を持ち帰るのではなくて、
タレなどは容器に入って、麺は生麺を自分で茹でて…と言う、お持ち帰りシステム。
これ、画期的で、
家でもほぼ完全に再現できるんです。この味。
お持ち帰りして食べても良かったんだろうけれど、
今日、この時だけは、僕としては落ち込むトラブルもあった末ではあるけれど、
「サバ」から続いての塩尻飲みをYOKOさんと一緒に楽しんできて、
「はー!お腹いっぱいだっ!飲みも十分!良い心持ちだ!」と言う、
その過程の大トリ、汁なし味噌担々麺は、また格別でした。
テイクアウトも出来るけれど、お店で感じる雰囲気も良いよ。
どちらも良いよ。
居酒屋利用も良いし、ラーメン利用も良い訳で、
色々便利で「無奏天生」は良いですぞ、と言う訳で。
テイクアウト出来ると言っても、飲みの〆って、その場で食べるから旨くて幸せって事もあるじゃん?