信州ご当地麺「王様中華そば」は、ネギが甘くて胡椒が辛い。(南箕輪村・麺づくり蒼空)
2020/10/21
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えー…気楽なところで、一生懸命と言うことですが。
ネギは辛いか甘いかー…ってぇと、いかがでしょう。
私としては「辛い」が先に出ますね。一歩リード。
何に向かって走ってんだか…と思ったりしたりなんかするのですが。
ネギを生で食べる事が多い季節が夏でした。
だので、ネギの辛さを感じた記憶が鮮やか。
けれど、加熱してやりゃあネギと言うものは、
随分と甘く感ぜられるものですね。
太く切ったもの…、
生でなんか、とても辛くて食べられないものも、
火を通せば、とろり甘くて熱々で、
実にンまいものでございますよねぇ。
寒い日の噺、落語の中、言の葉に伝わっております、
「二番煎じ」の一節、熱そうにネギを食べるシーンは、
猪肉を食らうそれと同様にソソるものでございまして。
南箕輪村、お馴染み「麺づくり蒼空」に出掛けて参りました。
秋刀魚の限定にも惹かれましたが、
季節のはしり、ネギが美味しくなった時候にのみ提供される、
「王様中華そば」…信州内各店舗ごと、味は異なるそれを、
是非とも食べてみたい気分になって、
僕らが巣穴を飛び出して参りますてぇと、噺の幕が開くことになっておりますが…。
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麺は胡椒などが練り込まれた細麺。
トップの画像は大盛設定にて。
辛いです。胡椒辛い。鮮烈で、ビリッと来ますが、
花椒の様なシビレ感はなく、
かと言って唐辛子の様な鋭さも感じず、
じわっ…と口の中が熱く辛い感覚。
ヒリ付く感覚もありますが、唐辛子のそれとは、これも異なる。
閉店してしまった店舗の名物ラーメンから、
信州ご当地麺へと転化した「王様中華そば」の登場は近年ではあるけれど、
最近ではないことから、
すでに一定の市民権を得ていて、物珍しいものではなくなりました。
改めて食べてみて、こんなに胡椒で辛かったっけ?
…と言うのが、いちばん最初の素直な感想。
食べ終わり、丼の底を見るとかなりの胡椒粒を目視できるほどの量。
だ、けれども。
麺は元来淡白さがあるし、加温された葱の甘さは、
この対比になって、すごく辛いのだけれど調和がある。
辛いけど旨い!不思議な感覚で食べ進めます。
麺の好み、いつもは太い麺が好きなのだけれど、
これは細麺が大正解。
胡椒がメチャクチャ辛く感じてこその爽快感なのでしょう。
太い麺では麺の味わいが勝ってしまいそう。
なるほどの1杯でした。
ネギが美味しいからこそ光る感覚、よく分かります。
口の中にネギを感じる度に、
「これは良い」と繰り返し思います。
ラーメンは麺とスープこそ主役に違いないけれど、
ネギも主役級の大活躍が嬉しい1杯でした。
ご飯ものから「ネギ玉台湾」もお願いしました。
台湾の辛さと胡椒の辛さって違うものですねぇ!
良いコンビネーション。
YOKOさんは「台湾らぁめん+温キャベツ+穂先メンマ」にて。
YOKOさんの中で、つけ麺よりも温麺の時期になって来たみたい。
辛味噌と台湾が高頻度になりそう。
辛味メニュウでもそれぞれ結構違うんですよね。
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食べ終わって、その後はいつもの大芝高原温泉・大芝の湯へ。
そんな週末を迎える前の麺曜日を、
かくも申し上げたところで、本日はお開き。
ちょうどお時間となっております。
それではまた次回。
ありがとうございました。
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えー…気楽なところで、一生懸命と言うことですが。
ネギは辛いか甘いかー…ってぇと、いかがでしょう。
私としては「辛い」が先に出ますね。一歩リード。
何に向かって走ってんだか…と思ったりしたりなんかするのですが。
ネギを生で食べる事が多い季節が夏でした。
だので、ネギの辛さを感じた記憶が鮮やか。
けれど、加熱してやりゃあネギと言うものは、
随分と甘く感ぜられるものですね。
太く切ったもの…、
生でなんか、とても辛くて食べられないものも、
火を通せば、とろり甘くて熱々で、
実にンまいものでございますよねぇ。
寒い日の噺、落語の中、言の葉に伝わっております、
「二番煎じ」の一節、熱そうにネギを食べるシーンは、
猪肉を食らうそれと同様にソソるものでございまして。
南箕輪村、お馴染み「麺づくり蒼空」に出掛けて参りました。
秋刀魚の限定にも惹かれましたが、
季節のはしり、ネギが美味しくなった時候にのみ提供される、
「王様中華そば」…信州内各店舗ごと、味は異なるそれを、
是非とも食べてみたい気分になって、
僕らが巣穴を飛び出して参りますてぇと、噺の幕が開くことになっておりますが…。
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麺は胡椒などが練り込まれた細麺。
トップの画像は大盛設定にて。
辛いです。胡椒辛い。鮮烈で、ビリッと来ますが、
花椒の様なシビレ感はなく、
かと言って唐辛子の様な鋭さも感じず、
じわっ…と口の中が熱く辛い感覚。
ヒリ付く感覚もありますが、唐辛子のそれとは、これも異なる。
閉店してしまった店舗の名物ラーメンから、
信州ご当地麺へと転化した「王様中華そば」の登場は近年ではあるけれど、
最近ではないことから、
すでに一定の市民権を得ていて、物珍しいものではなくなりました。
改めて食べてみて、こんなに胡椒で辛かったっけ?
…と言うのが、いちばん最初の素直な感想。
食べ終わり、丼の底を見るとかなりの胡椒粒を目視できるほどの量。
だ、けれども。
麺は元来淡白さがあるし、加温された葱の甘さは、
この対比になって、すごく辛いのだけれど調和がある。
辛いけど旨い!不思議な感覚で食べ進めます。
麺の好み、いつもは太い麺が好きなのだけれど、
これは細麺が大正解。
胡椒がメチャクチャ辛く感じてこその爽快感なのでしょう。
太い麺では麺の味わいが勝ってしまいそう。
なるほどの1杯でした。
ネギが美味しいからこそ光る感覚、よく分かります。
口の中にネギを感じる度に、
「これは良い」と繰り返し思います。
ラーメンは麺とスープこそ主役に違いないけれど、
ネギも主役級の大活躍が嬉しい1杯でした。
ご飯ものから「ネギ玉台湾」もお願いしました。
台湾の辛さと胡椒の辛さって違うものですねぇ!
良いコンビネーション。
YOKOさんは「台湾らぁめん+温キャベツ+穂先メンマ」にて。
YOKOさんの中で、つけ麺よりも温麺の時期になって来たみたい。
辛味噌と台湾が高頻度になりそう。
辛味メニュウでもそれぞれ結構違うんですよね。
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食べ終わって、その後はいつもの大芝高原温泉・大芝の湯へ。
そんな週末を迎える前の麺曜日を、
かくも申し上げたところで、本日はお開き。
ちょうどお時間となっております。
それではまた次回。
ありがとうございました。