鯵しょうゆは、次のターンになるらしい。
2019/06/08
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
今年の4月6日から、梓川の「ヌプチェ」のメニュウが変わって、
レギュラーの海老塩、海老豚骨、干し鶏、ちょもラーメンが無くなり、
海老味噌、鯵しょうゆの2本立てに変わりました。
「鯵しょうゆ」と言えば、
白板に「俺らラーメンちょもらんま」があった当時からのメニュウ。
好きになって、よく通ったっけ。
自分で鯵節を買い求めたりしたり…美味しく楽しい思い出がいっぱい。
もちろん移転した「俺らラーメンちょもらんま」では、
今も「鯵しょうゆ」が提供されていますが、
「ヌプチェ」では初登場と言う事で、興味を持って出掛けていました。
ふたりで同じ注文…と言うことを、僕らはあんまりしないので、
YOKOさんが選んだものでないものを、僕は頼もう…と考えていて、
「鯵しょうゆ」と言えば、
背脂の有り無しを選ぶことが出来る…大きな特長ですよねぇ。
食べ比べてみると、思った以上に味わいに変化があると気付かされます。
「アブラ」だから「こってり」用トッピングと思うことなかれ。
どちらかと言うと、まろやかさや味を調える効果がある、
旨味を膨らませる…そんな印象で良いんじゃないかと思います。
鯵の風味を強く感じたい時には、背脂なし。
1杯の旨味バランスが優れた…一体感を味わいたい時には背脂あり、でしょうか。
この日は、背脂を別皿に入れてもらいました。
ありがたいです。
こうすると、最初は背脂なしを楽しんで、
徐々に背脂を加えることで味が変化して行く様を楽しむことが出来る。
僕は今の「鯵しょうゆ」だったら「アリ」が好きだし、
YOKOさんは「ナシ」がお好みみたいで、
より1杯が、各々の好みにフィットするから、良いですよねぇ。
ヌプチェでの「鯵しょうゆ」、
当代「ちょもらんま」の鯵しょうゆを食べていないので、比較は出来ませんが、
白板や移転後のそれとは異なる印象でした。
醤油の風味よりもダシ感を前に押し出した様な印象で、
麺の味わいの強さからも、どこか構成が沖縄そばの様にも感じました。
鰹節をしっかり利かせて強い、ごわっとした麺で食べる。
鯵節の香、風味が豊かに立っていて、
醤油はどちらかと言うとひっそりと添えられた感じ。
その優しい風味の中で、麺の味、小麦の香が次いで感じられる。
穏やかな良さがある1杯だと感じました。
この鯵節の香り高さが、背脂を加えると、
背脂の旨味と共にスープに溶け込まれる感じで、
不思議と、より麺が旨く感じられました。
だから「全体の、一体感が増して…」なんて前述したカタチで。
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ところで、つい先日、
「ヌプチェ」の公式Twitterで、以下のツイートがありまして。
ーお知らせー
6月4日(火)より
鯵しょうゆラーメンと入れ替わりで
ちょもラーメン、つけ麺が始まります。
よろしくお願いいたします?
…とのこと。これを食べていたのは5月31日。
「 おおー…間に合って良かった! 」
そんな風に思いながら、
またいつかの再販を待とうじゃありませんか。
鯵しょうゆは、次のターンになるらしい。