臨書酒林・甲斐山梨12,13 笹一、甲斐の開運、筑前筑後豊前福岡1 朝倉酒造
2019/07/13
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
本日は臨書酒林シリーズにて、お付き合いを願っておきます。
環境が、どうしても揃わずに書くことがままならない…
山梨県の酒蔵13蔵、酒造組合上は14蔵ですが、冬から春、夏に差し掛かってしまいました。
全て揃えて、続いては福岡県に行きます。
再び、九州に戻る訳ですが、自分は何か縁付くものがある地域を書く事にしておりまして。
たまたま切り替え時期にテレビを見た…それもまたご縁。
今回は、安曇野ハーフマラソン後に、ようやく会えましたTomoさんが福岡だから…
これが理由です。その中で、地元の「寒北斗」にも行き着きます。
…マラソン後は、ワタシ「寒北斗」と今回偶然にも登場する「ミヨシ正宗」とを
勘違いしてお話してしまっていて、失礼をしてしまったりもしていたんですけどね…。
何はともあれ、今回も楽しんで書いておりますので、
御用とお急ぎでない方は、ご覧になって頂けますと幸いです。
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臨書酒林、甲斐山梨12蔵目、大月市笹子町・笹一酒造「笹一」
東京・小山商店の試飲会に出掛けていた頃は「さ々一」と言うボトルがあり、
これは実に好評を博していて、
最近では「旦」と言うシリーズがSNSを始め、好評の様です。
大きなお蔵さんだと思うのですが、
酒造りをとてもアグレッシブに取り組んでいらっしゃるような印象がありますね。
高速道路かJRか定かに覚えていませんが、
乗車しながら、その蔵の風景を遠くに拝見する事が出来て、
「あぁ、こちらで“笹一”は醸されているんだ!」なんて感動した事があります。
絵柄のラベルが少なく、多く文字だけ。
それを参考にしました。「一」をこうして書くパターンはとても多く、
いつも勉強になります。
「笹」の字に特徴が大きく、8画、10画が平行、9画が8,9画と非平行に垂直と言う特徴。
これを意識しながら、あくまで主画は7画として構成したところ、
読みが合ったみたいで、ちょっと素敵な仕上がりになりました。
山梨県と言うと、
僕は「笹一」「七賢」「春鶯囀」「青煌」が真っ先に答えとして出るでしょうか。
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臨書酒林、甲斐山梨13蔵目。
南都留郡富士河口湖町・井出醸造店「甲斐の開運」
富士を有する県として山梨県、静岡県とあり、
その両県がそれぞれ「開運」と言う酒名を持つ…と言う事は、
きっと偶然ではなく、霊峰富士のご威光あってこそ…かな、と思ったりしています。
菰樽のデザインは「静岡・開運」の縁起物の熊手デザインと共通点がある…
これはきっと「開運」だからこその意匠の繋がりだと考えます。
だからこそ、打ち出の小槌による繁栄を意識させるデザインの、
普通酒のラベルに特徴を…感銘を受けて参考にさせて頂きました。
上手に表現できておりませんが、
枠が朱色の紐になっていて、打ち出の小槌の柄にくくりつけられています。
小槌の中には霊峰富士と言う縁起の良いラベルですね。
「甲斐の」部分は行書体に近い書体でしょうか。
「開運」は隷書となっています。「開運」を書く中で、筆ペンのインクが切れてしまい、
もう少し平行感を出し、太さと濃さを持たせたかったのですが、
少し、しくじりましたね。また上手に書くことが叶うよう努力したいと思います。
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臨書酒林、筑前筑後豊前福岡1蔵目。
朝倉市・朝倉酒造「ミヨシ正宗、国の香」
福岡県は旧藩名で言うと、
筑前、筑後、豊前が当てはまりそうだ…と言う事が分かりました。
「筑紫」と言う地域名称もあるし、「筑豊」も確かに地域として言うけれど、
特定地域を「筑豊」とも言うので「筑豊福岡」と書いてしまうと、少し違和感。
文字数が多いと、それはそれでたいへんなので、どうしようか…
…と考えて、上下で斜め読みしてもらう形で、表記する文字数を減らしてみました。
全部書いたほうが空間の使い方は良いかも知れませんけれど。
さて。
自分がこの蔵元さんを知ったのは、臨書酒林で広島県を書いている時でした。
アシードブリューと言う会社が、「三吉正宗」で広島、福岡と醸造所を持っている…
…と言う情報でした。「fukusake」さんによると「丸山酒造」から、
アシードブリュー傘下になり、現在はジーライオングループが全株式を取得したと言う…。
ただ、ジーライオングループの「企業一覧」を見ると、
他の酒造会社は記載があるカテゴリに、朝倉酒造の記載がありません。
現状が少し分からない蔵元さんです。
情報が極端に乏しく、ラベルについてもほとんどデザインを得る事が出来ませんでした。
今回は「国の香」本醸造のラベルを参考にし、
それぞれの銘柄を書き添えましたが、やや字が小さくなってしまいました。
何はともあれ、福岡編、書いて行きますので、
もしよろしければ、楽しみにお待ち頂けますと幸いです。
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
本日は臨書酒林シリーズにて、お付き合いを願っておきます。
環境が、どうしても揃わずに書くことがままならない…
山梨県の酒蔵13蔵、酒造組合上は14蔵ですが、冬から春、夏に差し掛かってしまいました。
全て揃えて、続いては福岡県に行きます。
再び、九州に戻る訳ですが、自分は何か縁付くものがある地域を書く事にしておりまして。
たまたま切り替え時期にテレビを見た…それもまたご縁。
今回は、安曇野ハーフマラソン後に、ようやく会えましたTomoさんが福岡だから…
これが理由です。その中で、地元の「寒北斗」にも行き着きます。
…マラソン後は、ワタシ「寒北斗」と今回偶然にも登場する「ミヨシ正宗」とを
勘違いしてお話してしまっていて、失礼をしてしまったりもしていたんですけどね…。
何はともあれ、今回も楽しんで書いておりますので、
御用とお急ぎでない方は、ご覧になって頂けますと幸いです。
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臨書酒林、甲斐山梨12蔵目、大月市笹子町・笹一酒造「笹一」
東京・小山商店の試飲会に出掛けていた頃は「さ々一」と言うボトルがあり、
これは実に好評を博していて、
最近では「旦」と言うシリーズがSNSを始め、好評の様です。
大きなお蔵さんだと思うのですが、
酒造りをとてもアグレッシブに取り組んでいらっしゃるような印象がありますね。
高速道路かJRか定かに覚えていませんが、
乗車しながら、その蔵の風景を遠くに拝見する事が出来て、
「あぁ、こちらで“笹一”は醸されているんだ!」なんて感動した事があります。
絵柄のラベルが少なく、多く文字だけ。
それを参考にしました。「一」をこうして書くパターンはとても多く、
いつも勉強になります。
「笹」の字に特徴が大きく、8画、10画が平行、9画が8,9画と非平行に垂直と言う特徴。
これを意識しながら、あくまで主画は7画として構成したところ、
読みが合ったみたいで、ちょっと素敵な仕上がりになりました。
山梨県と言うと、
僕は「笹一」「七賢」「春鶯囀」「青煌」が真っ先に答えとして出るでしょうか。
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臨書酒林、甲斐山梨13蔵目。
南都留郡富士河口湖町・井出醸造店「甲斐の開運」
富士を有する県として山梨県、静岡県とあり、
その両県がそれぞれ「開運」と言う酒名を持つ…と言う事は、
きっと偶然ではなく、霊峰富士のご威光あってこそ…かな、と思ったりしています。
菰樽のデザインは「静岡・開運」の縁起物の熊手デザインと共通点がある…
これはきっと「開運」だからこその意匠の繋がりだと考えます。
だからこそ、打ち出の小槌による繁栄を意識させるデザインの、
普通酒のラベルに特徴を…感銘を受けて参考にさせて頂きました。
上手に表現できておりませんが、
枠が朱色の紐になっていて、打ち出の小槌の柄にくくりつけられています。
小槌の中には霊峰富士と言う縁起の良いラベルですね。
「甲斐の」部分は行書体に近い書体でしょうか。
「開運」は隷書となっています。「開運」を書く中で、筆ペンのインクが切れてしまい、
もう少し平行感を出し、太さと濃さを持たせたかったのですが、
少し、しくじりましたね。また上手に書くことが叶うよう努力したいと思います。
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臨書酒林、筑前筑後豊前福岡1蔵目。
朝倉市・朝倉酒造「ミヨシ正宗、国の香」
福岡県は旧藩名で言うと、
筑前、筑後、豊前が当てはまりそうだ…と言う事が分かりました。
「筑紫」と言う地域名称もあるし、「筑豊」も確かに地域として言うけれど、
特定地域を「筑豊」とも言うので「筑豊福岡」と書いてしまうと、少し違和感。
文字数が多いと、それはそれでたいへんなので、どうしようか…
…と考えて、上下で斜め読みしてもらう形で、表記する文字数を減らしてみました。
全部書いたほうが空間の使い方は良いかも知れませんけれど。
さて。
自分がこの蔵元さんを知ったのは、臨書酒林で広島県を書いている時でした。
アシードブリューと言う会社が、「三吉正宗」で広島、福岡と醸造所を持っている…
…と言う情報でした。「fukusake」さんによると「丸山酒造」から、
アシードブリュー傘下になり、現在はジーライオングループが全株式を取得したと言う…。
ただ、ジーライオングループの「企業一覧」を見ると、
他の酒造会社は記載があるカテゴリに、朝倉酒造の記載がありません。
現状が少し分からない蔵元さんです。
情報が極端に乏しく、ラベルについてもほとんどデザインを得る事が出来ませんでした。
今回は「国の香」本醸造のラベルを参考にし、
それぞれの銘柄を書き添えましたが、やや字が小さくなってしまいました。
何はともあれ、福岡編、書いて行きますので、
もしよろしければ、楽しみにお待ち頂けますと幸いです。