臨書酒林・甲斐山梨08「腕相撲」
2019/06/07
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
今日は、字とお酒の噺で、お付き合い願います。
甲斐山梨8蔵目・山梨県笛吹市、腕相撲酒造「腕相撲」をモチーフに書きました。
久し振りに書きました。
下地だけ書いて、引越しの荒波、その後のハーフマラソンなどを経て、
ようやく書いた…からこそ、
思わず、銘柄名を間違えたのですが、それは後ほど「ごめんなさい」をするとして。
「腕相撲」と言う銘柄は、とても珍しいですよね。
1度、聞いたら忘れない。
由来は蔵元ホームページに記載があります。
( http://www.udezumou.co.jp/ )
銘柄が珍しく特徴的と言う事は、意匠もオリジナリティに溢れている…と言うこと。
右上の軍配はもちろん相撲の行事を意味するのですが、
どこか武田信玄公にも通じるような印象もありますね。
唄い文句の「力抜山気世蓋」も、他で見るものではありません。
「美酒求心」は蔵元さんのモットーと思われます。
「腕」のウかんむり辺りからは行書っぽい、
繋げて書くような雰囲気。
書く途中で理解した為、しどろもどろ。
「相」の目の部分も中央から放射されるような雰囲気の造り。
撲は結果自己流っぽくなってしまいました。
久し振りに動画を撮りながら書いたので、
なかなか要領を取り戻せず…と言い訳を…。
あと「甲州狭客博」なのですね。
自分のメモが悪くて「侠客傳」になってしまっています…スミマセン…。
黒駒の勝蔵って書いたら良かったなぁ、と反省。
「作品」と謳うには拙いものですが、
こうして1枚を仕上げると言うことは実に楽しいですね!
山梨県、続いて書いて行きますので、楽しみに待って頂けたら幸いです。
では、本日はここまで。
書く動画をペタリと貼り付けまして、お時間となっております。
ありがとうございました。
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ついでに以下、深夜に筆文字でも書きましたが、深夜らしく、暴れ模様。
字は色んな表現方法があるから面白いです。