気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

えー、本日はお味噌の噺にて、お付き合いを願います。
ついでに…そう言っては失礼に当たるやも知れず、
先にお詫びを申し上げておきますが、
至るまでの道中に立ち寄った…と言うことで、
温泉の噺も織り込んで参ります。
そう、先達て申し上げました中野市・三幸軒でのお楽しみ…
これに関わる前後譚と言う…
本題、お味噌の噺から始めて参ります。
最後まで、ゆっくりと…ご愉快を願います。

えー…
中野市にしばらく出掛けられなかった…と言うことは、
すなわち、中野醤油にも出掛けられなかった…
…と言うことです。1度は通販で取り寄せたりもしましたが、
1個2個のお味噌に同額の送料、これを繰り返す…と、
逆ポイントカードみたいに感じてしまいまして。

買えば買うほど、
「このお金があったら、お味噌をもう1個買う事が出来た筈なのに」

…間に合わず、ツルヤでお味噌を買う、
こう、ある程度の味にはなる、「なら、良いのかなぁ」となり、
次第に中野醤油まで買いに行きたいけれど、
なかなか難しいからスーパーで市販のお味噌を買う…が、
定番化する…と言う流れ。

でも、キュウリを食べながら思ったんです。
盛夏のキュウリ、旬の味。
「もっともっと美味しかったんじゃないのか」と。
キュウリ、そのままで食べたら美味しいです。
それはいつも通り。
ただ、食卓でお酒と共にしていると、どうも物足りない。

「中野醤油の特吟味噌じゃないとダメかも」

…今回は8月の三幸軒のオススメメニュウにも惹かれたし、
8月10日、お盆休みの最初の日だったら、
道路もまだまだ通りが良かろう…
少なくとも先々一週間に比べたら…などと、
色んな思惑が兼ね揃ってタイミング良く、中野市に出掛けていた…ってことなんですね。



三幸軒で美味しく食べて、右手に進路を取り、
すぐの信号を右、直進して左。本当、程無く辿り着きます。
「中野醤油」さん。
「食酒楽会」や三幸軒さんの素敵メニュウ
「特吟味噌焼きそば」の味の決め手を担うお味噌、そして醤油を醸されている蔵元さん。

ごくごく久し振りになってしまいました。



そこで冒頭のお写真。2種類を買い求めました。
「なかの一みそ」、特吟の粒、上撰のこしと。

味噌が持つ旨味、これこそが醸造の成果。蔵ごとの個性。
キュウリ専用って事はもちろん無いです。
塩を舐めたって、味噌を舐めたって酒が飲める…なんて言いますが、
実際にやってみると、わりと物足りないものです。
実体験において。
でも、中野醤油さんのお味噌だと、
それが「良い!いける!」に変わると言う。

実は今回初めて購入した「上撰」、これをお味噌汁に用いても感動しました。
日々、問題なく食べていたお味噌汁。
いや、本当に…自分なりには美味しく出来ていると思っていました。
スーパーで買って来ていたお味噌で。
お値段だって、すごく変わる訳ではないものです。

「なかの一みそ」の上撰、これを使う…味見をする…

「おっわ、これまでのお味噌汁って何だったんだ!!」と、

驚くくらいに、良い甘味、良い旨味、良い塩味…
まろやかさすらも呼び込んで、すっごく美味しい!!

いつも通りに作って、お味噌だけ変えたからこそ、
味見のままに、ふた口、み口と進んでしまうくらい。

お味噌は日本酒と同じ、醸造の成果ですから、
きっと好みがあるもので、
元々、相性が良いと知っていた中野醤油の味、
こんなに美味しいのに、
日常の忙しさの中で、何故に取りこぼしてしまっていたのか…
…信じられないな、この美味しさじゃなくて良いだなんて、
考えられないなー…と、ここまで初手味見から1~2秒の間、思考ログ。

家々に好みはある。
あるからこそ、色々と試してみるべき!
僕らは信州信濃、味噌の国に住んでいるんですもん。
ちょっと歩けば味噌屋にぶつかる様な地域ですから、
これは…僕らは僕らが知っている以上に、
味噌を選んで食べていないんじゃないかと思ったし、
気に入る味噌に出会うと、
もっともっと感動するじゃないか!…なんて考えた次第。

そう、諏訪湖を1周する間にも何軒かある気がしますもん。
間欠泉の脇、坂を上ってすぐの「タケヤ」さんとか、
岡谷市の駅前にもありますよね?

いつもと違うお味噌、本格的なお味噌に出会って欲しくて、
何か、きっかけになったら良いなー…と思い、おしゃべりしておりまして。



さて、残りのお時間で温泉についても、さらって行きます。



北信を訪れる際には、僕らにとって、もはや定番になりつつある「子安温泉」…
お得な回数券、今回で終わったので、また買わねば。
有効期限がないものなので、とても便利。



前回は大根を買って帰った気がします。
今回は茗荷を。たっぷり入って100円とは。
かなり良いもの、かなりの量、おかしなくらいのお安さ。
高山村の恵みを買い求めました。



だんだん、施設の拡充がされている訳ですが、
奥のスペース、食堂がオープンされていましたね。
食べ物メニュウを拝見しましたが…
いやはや、三幸軒が控えていたので、
食べたりはしませんでしたけれど、
ちゃんとしたお食事処のメニュウでした。
これ、ご飯前に温泉、出てご飯、ご飯後に休んでから、
もうひとっ風呂が出来ちゃいますね。
1日過ごせるんじゃないかと言う…
近隣だと蕨温泉もありますが、谷向こう。
新たに強力なお楽しみスポットになりつつあるんじゃないかしら、と。

当日のTwitterには以下の様に投稿しておりました。

(67)信州高山村・子安温泉に来ています。
まさかの貸切タイムに遭遇するとは…このお湯を独り占め出来た時間がほとんど。
温まったら源泉でクールダウンを繰り返す。たまりません!

…とのこと。
夏場は源泉も少し温かく感じるので、
本当、交代浴の気持ち良さを存分に味わうことが出来ます!出来ました!



高山村から中野市に向かう道沿いで、もう一湯。



このエレベーター前に立つと「穴観音」っぽさ、感じます。
2013年、2015年に続いて3回目…
便利な立地にあり、湯質も良いのですが、
カランが使い辛かったり…そう思って避けていました。
お隣の「あけび」で良いかー…って。

全体に2015年当時の記憶より綺麗になっていて、
カランも全て押しボタン式でなく、
使いやすい今時のカランに変更されていて…
そう、ロッカーも綺麗になっていましたね!これは良き設備の更新です!
お湯は昔ながら変わらない、硫化水素の良い匂いが漂う内湯、
温度が自然と振り分けられていて、合う場所で楽しむ事が出来る露天風呂。

以前も良い温泉だと思っておりましたが、
使い勝手の良さが増したことで、もっともっと気に入り度合が高まりました!



自販機の上のピカチュウの鳴き声にビックリしたりなど。




そんなお味噌と温泉の噺でお付き合いして頂いて参りましたが、
そろそろお時間となっております。
温泉も良いです。良いですが、
今回は主題を是非にお味噌に置いて、残しておきたいですな。
いつもいつもの物ですから、より美味しいものに出会う…
…と言う感動が、すぐ近くにあるんです。
これは体験せねば、勿体無いですね。
だので、しまいにこの一言を再び申し上げまして、
楽屋に引っ込もうと存じております。

行きます。

えー、




やっぱり中野醤油のお味噌はうまい!


(以上、ご清聴ありがとうございましたー)







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

季節限定、酢橘がある時だけの数量限定…そんなメニュウでありますが、
酢橘が無くたって美味しさはいっぱい待ってくれている…
そんな安曇野市穂高のうどん屋さんについて、
本日は短い時間ではございますが、一席のお付き合いを願っておきます。

「頃合よろしく」と言うのか。
先達ても「僕は自分のベストパターンを探る」なんて申し上げた訳ですが、
例えば、酢橘が無かったとしても、
僕のお出掛け、野望としては、
「ぶっかけ3玉+かけ1玉」の組み合わせを試そうとしておりました。
日替わりのご飯ものも、とても魅力的なのだけれど、
青竹打ち、うどんの美味しさが光るお店ですから、
「麺を腹いっぱいパターン」は、どうだろうなー…と。

だので、
ぶっかけ的な冷たいコシを存分に楽しむスタイルの「すだちうどん」3玉、
やっぱり、美味しいツユと一緒にも頂きたいから「かけうどん」1玉にて。



どの組み合わせを試すとしても、この温かいうどんは手放せません。
醤油がキチッと入った信州のツユも嫌いじゃありませんけれど、
ダシの風味も豊かに引き出された、讃岐系のツユの旨さは格別。

(関西系…と、ひとくくりに考えてしまっていましたが、
 大町・横川商店に出掛けた際に話題に上り、
 京都出身の呑ん子さんに伺うと、
 大阪と讃岐では、またツユの加減が違うのだとか。
 実に参考になりました。)



さて、今回の主題のお写真、再び。
薄くスライスされた酢橘、本当に美味しかったです。
通常のぶっかけに添えられる「レモン」は搾って、あとは野となれ山となれ…ですが、
酢橘はうどんと一緒に美味しく頂く事が出来ます。
ツユに与えてくれる清涼感と酸味、この塩梅の良さは勿論ですが、
香り高い皮部も一緒に味わうことで、
一層の芳しさ、ちょっとの苦味が、
また果実らしく感じさせてくれて、旬味満開。

そんなに酸っぱくないなー…と思いながら、
YOKOさんにもひとくち食べてもらうと「すっぱー!」と渋味顔。
そうでした。
どちらかと言うと酸味に無類に強い僕と、
どちらかと言うと酸味に滅法弱いYOKOさんでした。
なら、適度な酸味…と言うことかも知れません。

職場にお仕事で訪れた徳島出身のお兄さんのおかげで、
我が家は酢橘果汁ジュースが常備されております。
お料理全般、お酢の代わりに使ったりもします。
特有の香がありますよね。爽やかな香。
そんな自分が、このウマイうどんと酢橘のコラボメニュウ、
喜ばない訳がない…すごく美味しかったです。
都合、4玉食べている訳ですけれど、

「この美味しさなら、もう2玉、3玉は食べられちゃうかも」

…もっと食べたい!と思わせる魅力は相変わらず、です。






とても嬉しい写真をペタリ。
Twitter上で、自分が練習している字を誉めて下さった、
「心」さん、
それをお届けする…なんて話になり、
時間があったので、短冊を1枚製作して持って行きました。
飾っていて下さる、喜び。
本当に、本当にありがとうございます、

色紙を書き始めてからのマイルールで、
どなたかにお渡しした色紙の完成品を、
自分ではアップしない…と決めているんです。

製作工程は今もSNSに投稿しているのですが、
字を載せた完成版は、もしアップするならば、
こうして飾って下さったところだけ…としています。

揮毫時、実際にはカメラで詳細な写真を押さえているのですけれど、
やっぱり、字を送る…と言う事は、
相手方が送ったものを受けてくれたからこそ完成するのかしら…と。
(それが飾ってもらった瞬間、と言う考え方)

お昼ごはんをYOKOさん共々、とても快い気持ちで味わうことが出来た日なのでした。

酢橘の美味しさが、ひと夏の思い出になります。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は甘味の噺にて、一席のお付き合いを願います。
俗に甘党は酒を飲まず…なんと申しますけれども、
いやいや、そんな事は無い、
身になってしまうので、あんまり食べはしませんけれども、
甘いものは大好物でございまして…。
どうなんでしょうね。
その俗説ね。
落語の方、界隈でよく出て来るフレーズと致しましては、
「俺ぁ、塩を舐めたって五合くらいイケちゃうんだ」
…と言う。酒呑みは塩が好き、酒には塩気、
対義語的に「甘いものは酒呑みに向かず」…なのかなぁー…と、
ええ、至って何の根拠もございませんが。

ふと、同僚さんと話をしていたんです。

「あの…高原通りのケーキ屋さんで、プリンを買って持って行くと喜ばれる」

「ああ、あの」

…と返します。緑の看板ですよね。

「エム、オー、ユーだから、モウ?ムウ?牡羊座ならムウですか?見たことあります」

「ええと、どっちだっけ」

そんな会話をしながら、じゃあホームページがあるだろう…
…と調べてみる、店名は「ムウ」で良いのですが、
出て来る写真が、なかなか美味しそうで、
特に「ポタージュ」なんかは、あまりケーキ屋さんでは見ない雰囲気。
「これは、実に面白そうだ!」と買い求めに走って、その後日談…本編…
…なんて所でございます。

4種類、買い求めて来まして。






左「ムゥプリン」、右「ポタージュ ド ペーシュ」

ペーシュ、ペシェは桃の意味ですよね。
リキュールやビールで見た字列。
お店に掲げられていた解説には、
「桃とヨーグルトのポタージュ、練乳のブランマンジュ、レモンオイル」とあります。

プリンは柔らかく滑らか。液状的なプリン生地。
クリームがたっぷりと乗せられる事で形状維持している印象。
そんな液感があります。
たっぷりのバニラビーンズが沈んでいて、
小さいサイズながら、満足感がありますね。
重くくどい…と言う訳でもなくて、
甘味も抑えつつ全体が、甘味が苦手なYOKOさんにも好評。
軽やかなクレームシャンティと固形でない分、舌に混ざりこむプリン部が、
美味しい…美味しいし、まとまりある食べ心地。
これは全年齢対応なガトーでありますね。
同僚さんの声、納得。

ポタージュ、ヨーグルト的な酸味は上手にマスキングされ、
かと言って、クリーム的な濃厚感はなくて、
桃をまとうパーツ…主題の桃の良さが引き出されている上層部、
甘味は桃から得て、ダメ押し的に、
底部のブランマンジュが甘いと言う構成が、
何ともスイーツと、ひょっとすると前菜にも適応できそうな、
上品な仕上がりになっていて、白眉です。

しばらくケーキ屋さんに足を運んでいなかったから、
当代ご時勢、流行など分かりませんが、
こう言う味わいのスイーツを、
ケーキ屋さんがお作りになる様になったのですか?
いやはや、凄いなぁ、と。



「ダコワーズ フレーズ」
苺のダコワーズ(ダックワーズ)

この手法は見たことがある…と思う、
生果実とフリーズドライ果実のコンビネーション。
一層、良い苺の香の主張があって、とても良いですね。
アールグレイの風味が、全体を引き締める香として感じられ、
素晴らしいバランスにあると思います。
ダコワーズから香ばしい焼き菓子らしい匂いが漂って来ていました。
香として、食べる前はダコワーズ、
ひと口食べると、苺に満たされて、
食べ終わると、アールグレイが利いて来る。
よく設計されているなぁ、と。



「ショコラ マント」
(チョコミント)

ホームページを見た時に、
ベリー系のエクレア、エクレールが掲載されていて、
「これは食べてみたいなぁ」と思った事も、
今日のきっかけに実はなっていたりします。
同じものは無かったけれど、
チョコレート系のガトーも買って行きたかったから、こちらを。

パーツそれぞれが良いもので出来ている…それが伝わりますね。
ショコラも舌触り、ねっとりとしていて香り高く、口どけも良い。
クランブルショコラもザクザクとした食感があり、
同じチョコレート系のお菓子でも、
エクレールに使われている部分とも芳香に差が設けられていて、
香ばしさ、ショコラフレーバー共に、
同じベースでも差を持って、だからこそ複雑だけれど相関があって、
より相乗効果で美味しく感じられる仕立て…なんて感じます。
他のお菓子にも、そうした雰囲気があるのかしら…
…感じられる気がして、4種だけですけれど、
「なるほど、美味しいお店なんだね!」と言う事は、よく分かりました。



こう言うシチメンドイ文章を書いておりますと、
シチメンドイ性格である…ってことは、ねぇ、もうご案内でございましょう。
するってぇと、何か書くことにおいて、
一家言、無い訳ではないんです。むしろ、あるんです。そう言うものでして。

和菓子でも洋菓子でも、お菓子造りには何が大切か…
…と考える、
ズブのズブズブ、素人の自分が何を言わんや…ですが、
勇気を出して言ってみたいと思います。
「塩気」だと思うんです。
だからこそ「料理であること」だと思うんです。
きちんと塩を使う…味を組み立てるケーキに交換を持ちます。
もう今は遠く離れてしまった感があるけれど、
かの「洋食厨房Spice」においても、
塩の使い方が上手で、スイーツに関しても、
酸と塩の旨味の違いが、よく出ていて、使いこなされていて、
とても印象が良かった記憶で溢れています。
砂糖類、クリーム類を濃くし過ぎてしまう…
それが素材感ではなく、たっぷり使えば良い訳ではなく、
適度な塩加減のバランスによって、
美味しいスイーツは組み立てられる…と思っていて。
つまり「塩梅」が良いと言うことです。
今回、試してみて、思ったんです。
こう言うお店が塩尻にもあるんだなぁ、と。


ちゃんとした“お料理”がそこにあった。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日も麺の噺でお付き合いを願っておきます。

私も、つけ麺は好きなほうなのですが、
どうでしょう、YOKOさんもかなり気に入っている様に感じます。
辛い麺かつけ麺か…YOKOさんは、そのどちらかを注文する事が多いですね。



だので、久し振りに「桃太郎」に出掛けた先日、
カウンターに、この看板を拝見して、

「ああ、まず間違いなく“やさいつけ麺”を頼むんだろうな」と思いました。

つけ麺好き、野菜好き。
どちらもありそう。完璧。



つけスープは、こんな感じ。
いつもの熊本ラーメンそのまま、ミニ版って感じがします。
酸味が付されている訳でもなく、いつもの香ばしいマー油を感じられるスープ。



茹で上げ、水洗い後の麺に、
中華なべをあおって仕上げた野菜炒め、ライドオン。
ひや、あつ、あつ…ってカタチ。
ひや(麺)、あつ(スープ)、あつ(野菜炒め)の構成は、
なかなか面白いです。
何と言うか、麺を冷やしただけで、あとはそのまま。
そのままの美味しさがあって、
麺の食感も温度差こそある訳ですが、
プリッとする麺は、いつもの特徴通りに食べさせてくれて、
「つけ麺だから、全く違う味」的な…
ああ、そうだ。先般横浜家系的なお店で、
つけ麺を食べたら、またおま系の魚介つけ麺で、
「何故に、お店の最大の個性を省いて、こうしちゃうのかしら」と思ったりもしたけれど、
そうしたものではなく、

「ああ、桃太郎らしいつけ麺の味わいで、美味しいや」

…と言った風情。

後日、YOKOさんとも話すのだけれど、
YOKOさん、不朽の大好物、辰野町小野駅前「みさき食堂」の、
「ネギ豚キューリつけ麺」と同じ理屈が働いていているよね…ってこと。

焼いた、香ばしい…ネギ豚だったり、野菜炒めだったり、
その油がつけスープに入ると、
香に乗る味わいが増して、不思議とつけスープが冷めても美味しい…
…と言う利点があると思ってます。
実体験的に。
フライパンで炒めたものじゃなくて、高火力で炒めたものに限りますが。
だので、ひやあつあつと言う感覚は初めてだったけれど、
「美味しかったよ!」とはYOKOさん談。

こうして書いてはいる、見てもらっている、
簡単な解説はあっても、
桃太郎の、野菜炒めが麺の上に乗ったつけ麺、
読んで下さった方の頭の中に、
僕らが体験した味わいが想像できているのだろうか…と思います。
ううん、これはやっぱり想像できない…
難しいんじゃないかなぁ…と言う感覚。

いや、そう、結果としては、
想像よりも、いつもの桃太郎、そのままの組み合わせだと思うし、
想像を膨らませ過ぎると、何だか違うものになるかも。
でも、でも、それが良い。
良いんじゃないかなぁ、気になって食べに行って貰えたら、
その方が、僕は嬉しい。書いた意義があると思うんです。


野菜炒めの乗ったつけ麺と言う想像力を掻き立てるもの。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

えー…
落語の「お神酒徳利」や「占い八百屋」…まぁベースが同じ噺なんですけどもね。
「火焔太鼓」を伺うと「これだよ!女の利口と男の馬鹿がつっかう」とも言いはするけれど、
基本的にはカカア大明神さまの言う事がだいたい正しく、
特に、我が家の場合は飛び上がり者とも言える自分に対して、
慎重派のYOKOさんと言う組み合わせなので、
YOKOさんが正しい…と言うことが多いのです。ホントなんです。
ホントにホントなんです。

この日、まぁまぁ出遅れた日でして、
お昼ご飯をどうしようか…と言うところで、
話題に上った「堀金の道の駅」は、
僕としては「おにぎり定食が昼過ぎ直ぐにはなくなっちゃうし、
もう間に合わないよ!」と言い、
YOKOさんは、そんな事はないのではないか…と言い。

いやはや、僕は昼過ぎちょっと、あるだけ終了だと思っていたんです。
けして、けっしてそんな事はありませんでした。



14時ごろでサラダバーだって健在で、
ちゃんと調べてみるとラストオーダーは14時30分だそうです。
確かに、おにぎり定食は既に売切れでしたが、
他にも魅力的なメニュウは、いっぱいありました。



何より「おすすめ」の定食、
「ひつまぶしとかけそば、天ぷら付き」がまだある!
土用の丑の日だからこそ、ですよね。
きっと普段はお目に掛からないメニュウだろうと思うんです。
かけそば+天ぷらセットで850円、
このお値段で出来る事は限られていると思うんです。
その中で精一杯、「食べて欲しい」と思ってこその、
スペシャルなメニュウなのではないでしょうか。
ラッキーだなぁ、来て良かったなぁ、流石はYOKOさんだなぁ、と。



YOKOさん曰く、「かけそば」も、結構な量があったんだそうで、
かけそば+天ぷらでも、十分満足できた…と言います。
更に、ひつまぶし。素晴らしい事ですね。
大葉や錦糸たまご、紅しょうがの存在が、
どこかチラシ寿司っぽさを印象として思い起こさせました。
お皿の上ってことも、もしかすると“ぽい”のかしら。
タレも濃くまぶされている訳でなはなく、
全体にあっさりとした味わいにまとめていて、
小さいながらも入っている鰻が、こってりでアクセント…なんてカタチ。

鰻って、もはや押しも押されぬ高級食材。絶滅の危険性すらあると言う。
おいそれと食べられるものではないけれど、
それでも季節のものだし、風物詩だし…と言う、
「かあさんのおむすびの店」、かあさんの心が通ったメニュウにも思うんです。

豪勢なひつまぶしじゃないけれど、おかあちゃんっぽくて、すっごく好き。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は松本市緑町、中華料理「廣東」の夏季オススメメニュウと、
旬味、とうもろこしのムースについて、お喋り致します。
どうぞ、お付き合いを願っておきます。

今年の4月から生活が変わって…
気がついたら、松本が何だかすっかり遠くなってしまっております。
それはそれで寂しさもあるのだけれど、
その分、出会いもあったりする訳で…いやあ、人生と言う流れ行くもの、
巡り合わせに驚きつつも、楽しむことを忘れずに、
YOKOさんと一緒に、頑張って行こう…なんてところですが。

当日、朝は朝でランニングに勤しみ、支度を整えたところで、
YOKOさんから鶴の一声、「今日は廣東に行こう!」と。
近場か家で簡単に…と考えてしまっていた自分。
そのおかげで、季節の味、美味しい味にも出会う事が出来たので、
そうしたYOKOさんの感覚と言うか、嗅覚と言うか…
流石だなー…なんて常々思います。



冒頭の写真、再び。
季節のオススメ「冷やしネギそば」に、
焼いた当日しか食べられない、
焼いていない日は提供されない、
「廣東」名物の「釜焼きチャーシュー」を乗せた逸品。

注文後に、当日の「廣東」さんのTwitter投稿を見て、
「そんな組み合わせも出来るんだ!」と慌てて、
注文を更新し、出会う事が出来たものです。これは運が良かった。

あ…YOKOさんから、チャーシューはたっぷり分けてもらったけれど、
それに夢中になっていて、
肝心の冷やしネギそばを、ちょっとだけ貰うの忘れていたや…。

YOKOさんに感想を聞くと、
「とっても美味しかったよ!」から始まり、
「サッパリしていた」
「ネギの風味が生き生きしていた」
「チャーシューの香も移って、より美味しかった」…などなど。
朝のランニング時は気温も涼しげでしたが、
日中になり、日差しが強く暑かった…
ここに涼を求めたYOKOさんの心持ちにも、ピッタリ合った様です。



開田高原産「グラビス」と言う品種のとうもろこしを使った、
「とうもろこしのムース」をデザートに。
砂糖不使用と言う言葉が信じられないくらいに、
素晴らしい甘味のある世界観。
甘い。甘味に透明感があり、重さくどさがなくて、
粒ではないのに、どこか瑞々しさを感じさせてくれます。
毎年のお楽しみです。

すごーく満足して、お店を発ちます。
美味しいって、やっぱり凄いですね。元気になります。
出た足で、四柱様にお参りをして、
「ちょっとコーヒーでも飲みたいね…」と、
駅前大通りに歩いて行きます。
このちょっとしたお散歩が功を奏して、
雨の多い時期でしたが、
今週もPokemonGOの週間移動距離は50kmを越えた模様。
流石は、YOKOさんです。(自分は40kmほどでした。)



巡り会わせと言えば、
気分や時間などでHigh-FiveかUNDERTONEに行くんですけど、
店主さん方、ご亭主殿に、不思議と会わない感じ。
いやあ、これも実に面白いものです。
2店舗あるから、どちらにも奥様がいらっしゃるような感覚すら。
そのうち、どこかでお会いできるでしょう。うん。






巡り合わせは、いつやって来るか分かりませんね。
やって来たならば、必ずや捕まえてみたいものでして。
待ち時間にTLを眺めていた自分を誉めたい。誉めたいですとも。
そして、YOKOさんがたまたまそのメニュウを頼んでいた幸運も…
こう、歯車がカチッと重なった瞬間の台詞で、
本日は〆たいと存じます。

行きます!



冷やしネギチャーシュー…チャーシュー!?



んんー、この台詞じゃ締まらないかも!?
ともあれ、廣東さん、Twitterで毎日の状況を投稿しておいでです。
チャーシューを焼いた日だったり、新鮮なお野菜が入荷した日だったり…
フォロー必須でありますし、お出掛けの際にもチェックすると、
良いことが起こるかも知れない…なんてところで。

それではっ。






気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。

本日は酒肴…いや、それはそうなのだけれど、
どうでしょうか、ちょっと懐かしい心持ちにも寂しい心持ちにもなったと言う…
そんな一席でお付き合いを願っておきます。
なぁに、このブログのことですから、重い話ではないんでございます。
理由を掻い摘んで、直ぐ、ここに書いてみたいとも存じますが、
するってぇと、サゲのセリフをもう喋りだしてしまいそうなので、
ええ、サッと本題に入って行きたいと…そう言う事です。




その日は、YOKOさんが旧知の方々と飲み会があるってンで、
自分も電車まで、松本駅まで、会場の前まではくっついて行って、
そこでお別れ。
会がお開きになった頃に戻って来ようと言う…
そんな飲みの日でした。

「どこに行こうかな。まずは四柱様にお参りかな」と。

駅の南側から駅の北東へと歩いて行きます。
本町通りを歩く…

「あ、そう言えば信水堂さん、どうなったかな」

…と、閉店された書道具屋さん前を通って行こうと高砂通りへ。
すると、営業はされていませんでしたが、
オヤジさんが店内のお片づけをまだまだされておられる様子。
「ひさしぶりですー!お元気でしたか?」なんて言って立ち寄ります。
今度の9月で書道教室に通って1年になります。
その最初期を支えて下さった書道具屋さんです。

そこで、片付けの中から1冊の本を預かりました。
「張裕釗」について書かれた本。
これが「張廉卿」と言う書道家さんの本名ですね。
これに辿り着くまでも、まだまだ駆け出し、ひよっこの自分には長かった。

郷里の偉人、上條信山先生が東京にお出になる際に持たせてもらった…
また宮島詠士先生からも「この張廉卿をよく学びなさい」と言われた、
そんな方について書かれた本で、「聞いたことはある」と言う程度の自分。
何と言うか、お世話になった方に、この本を預けてもらうって、
のぼせ上がってのたまいますが、“信山先生みたいだ!”なんて思ってみたり。
憧れくらいは、良いですよね。ね。きっと。

そんな大切な本を持って、それをゆっくり眺めてみたいって思う訳で、
だったら「厨十兵衛」にしようと思って。

ひとりで訪れることなんて、滅多にないですから、
「おっ、ひとり?珍しいな!」なんて迎え入れられながら、
日本酒を楽しもうと言うご趣向、始まりでして。





山口・八千代酒造「ラプラスラヤチヨ」ブランド「ROOM」純米吟醸から。

製造は山口・東洋美人を醸す澄川酒造場。

これ、春先に「革命君」さんの紹介を拝見して、
「飲んでみたいなー!」って思いはしたものの、
引越しなど、色々とあって巡り合わなかった1本。
ここで出会うことが出来た事は僥倖。

春先のものを寝かせたものの様です。
当日のTweetには、

芳しい?!かつ、ねっとり舌にとろみ、甘うまく、
でもシュッとした部分もあり。これ、分かりやすいお酒だねー!

…とのこと。
明瞭とでも言いますか、人好きのしそうな、
インパクト、伝わって欲しい部分が全面に感じられるような。
YOKOさんがきっと好きそうな、そんなお酒だなって思います。



「手始め」を貰いながら、ゆっくり飲み始めます。
先日のレザンホールで開催されたボディビル選手権、
マスターズに出場された大将を応援しに出かけた訳ですが…
それ以来振り。
やっぱり終わってから、何キロか戻ったそうですが、
仕上がった体はまだまだ健在でした。

いつもTwitter、Instagramでもお世話になっている、
konさんがお見えになって、お隣へ。
ちょうど「飲もうかなぁ」と思っていたお酒、
そうそう、konさんが先日飲んでらしたなぁって思って、
感想を伺いながら、注文します。



北海道・上川大雪・特別純米“きたしずく”生。

konさんが飲んでいたものは「彗星」米のものでした。
4合瓶だけの販売だそうで、あっと言う間に売り切れたのだそう。

自宅では、ちょうど北海道旅行のお土産、
平成24年醸造の彗星米使用の「宝川」を飲んでいて繋がりがある…と思って、
注文しましたが、米が変わりましたね。これはこれで面白い出会い。

当日のTweetでは、
うまみ、芯に漬物的な酸とうまみ感、
丸まっこい酸は少しリキュールっぽさもあり、香が内在している。
うまとろり。余韻の残りがしっかり強くて、とても面白みある。
滋賀酒みたいで、そこにみずみずしいニュアンスを加えたような。

…とのこと。
konさんに伺うと「彗星」との個性が、やっぱりお米の差、
出ているみたいで、良いですね。
その差を楽しむことも、日本酒をより味わい深くさせてくれます。




香川・金戎・無濾過純米吟醸生原酒・夏酒

続いては、こちら。
大将のオススメでもありますが、
konさんの感想も面白かった。実に期待値が上がる…と言うか。
色んな日本酒が揃う厨十兵衛です。
定番の美味しい日本酒もあって欲しいし、
専門店だからこそ味わえる、全国の日本酒との出会いも求めたい。
「オオセト」を使ったお酒の経験はありますが、
「金戎」、西野金陵のお酒は初めて飲みます。

当日のTweetには、

これはとても良い!バシバシとしたメリハリのある酒!
甘さもある、強さもある、これだけ強くて雑味はない!
明瞭なお酒、厚み、いや、バルクあって、
寸時くどいくらい酸もあって強いけど、きゅんと入る強さがくせになる美味しさ!

…とのこと。
もし飲みにくいと感じるならば、ロックなども美味しいかも!と思いました。
サッパリした傾向に仕上げがちな夏酒にあって、
軽快さに求めず、味の構成と…
どちらかと言うと夏の食べ物、水分のあるもの…
そうしたものにも合う様な強さのある日本酒に感じました。
この提案は、とても面白いですね。




野沢菜の刻んだ漬物も入った「とりわさ」も、つつきつつ。



楽しい時間はあっと言う間で、
konさんのおかげもあって、日本酒との巡り合わせも良く、
「ああ、そろそろYOKOさんが終わる時間だなぁ」と、お店を出ることにします。

昔々は、もちろんひとり飲みばかりで…
こうして飲んでいたなー…なんて懐かしく思います。
先達て、こうした機会の時には、
ひとり飲みの方法なんてマニュアルはないのだけれど、
すっかり忘れてしまって、
お店探しでウロウロと1時間30分くらい歩いたりしたっけ。
日本酒メモ帳を広げて飲んでいましたね。
そうして、「よよぎ」なんかだと大将と話したり…とか。
元気かなぁ、よよぎの大将。

色んなことを思い出しながら、
それもやっぱり、今、
YOKOさんと一緒に飲みに出られる楽しさがあるからこそ。

そう、今夜は珍しいところでね。

昔懐かしさがどこか漂いながら、酒、肴、今を楽しむ。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

お盆休み中は、省力化してブログを書いて行きますよ、と。
( ↑ お盆用記事でした )

手前が、「ラーメン(大)麺カタヤサイニンニク」で、
奥が、「塩ラーメン(小)麺カタヤサイ豚抜き」の設定にて。

不思議と「無性に食べたい」と思わないのは、定期的に食べているからだろうか。
そうかも。
最近…と言っても、
これ5月の写真なのですが、横沢麺業さんのツイートに寄ると、
改良を加えつつ、と言う所らしくて、
麺、更に理想のものにしているそうです。やりますね!
確かに「二郎系」として有名なお店だし、
「二郎っぽさ」は必要なんだろうけど、
それを僕らも求めてはいるけれど、
「二郎FC」では当然に無い訳で、
二郎系ファンを確保したまま、「六方」らしさが出ると言う方向性、
挑戦…そのための改良って、素敵なことじゃん?って思います。

何か自分の意見を言いたくてブログを書くと言うよりも、
「ズキュン」と、
そうだなー…ヒソカでもDIO様でも良いのだけれど、
写真を見て、「あ、食べに行きたい!」って思ってもらえたら幸いかも。

…と、本日はここまで。

ありがとうございました。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は、北信名物「あんかけ焼きそば」の噺にて、
一席のお付き合いを願います。
北信、東信もそうだと伝え聞きますが、
「カツ丼」が伊那、駒ヶ根だと自然と「ソースカツ丼」を指し示す事に似て、
「焼きそば」と言うと「あんかけ焼きそば」を指すと言う。
そんな地域柄、中野市・三幸軒に出掛けて行く、噺の幕が上がると言う事になっております…。



えー…
お付き合いは何年にも渡り、
中野市・三幸軒のメニュウを、全部把握している訳ではないけれど、
それなりには知っているつもりで、
出掛ける前には、「あれを食べたいな。こんな気分だな」と、
自分なりに目星を付けております。
本当、身近にあれば、そんな事はないでしょうけれど、
たまに出掛ける…なんて距離感ですから、
楽しみさもあって悩む、悩むことすら美味しい楽しみでしてナ。

当日は「油淋鶏」を定食にして食べよう…と決めていました。
限定セットはYOKOさんが担当してくれると言うので、
自分はどうしよう…として、
甘酸っぱ辛いタレが夏と気分に合うんじゃないか…と。



店頭の看板、POPを見て、グラッと悩みます。

「北信州きのこ夏フェア2019 期間限定メニュー」

「きのこたっぷり!濃厚あんかけ焼きそば」

おいおいおい。
この、この「五目焼きそば」が旨いと思っている店で、
名物だとも思っている店で、
あんかけ焼きそばの派生メニュウ、
しかも穏やかに落ち着いた味わいのあん、焼きそばの定番に対し、
「ピリ辛味噌あん」とは、非常に惹かれる。惹かれ過ぎる。
いや、今日はご飯の気分だったんです。米を食べたかったんです。
焼きそばはご飯ですか?
稲から出来ておりますか?違います。
白飯も合いますよね。
ぬあああっ。


…と、しばらくシャミ子的な論調で真剣に悩んでいました。

(シャミ子=まちカドまぞく参照)

でも、結局は「限定」と言うよりも、
「五目焼きそばの美味しいお店のまだ見ぬ焼きそば」…
…と言う好奇心が勝った気がします。
油淋鶏は、レギュラーメニュウだから、
また今度で良いのだし。



三幸軒のサラダと、



焼き餃子も欠かさずお願いしております。
これも大好物。



さて再び、本日の主題の写真。

焼きそばと言う麺類において、
麺がほとんど見えないってこと、ありますか?
すごい量です。
かつ、ちょっと高級なキノコ「ハクレイタケ」が見えます。
これ、美味しいんですよ!
自分の家でも使いますが、
過去、何度か出会っている「三幸軒でのハクレイタケ」は、
食感も味乗り共に極上で!

「わぁーい!今日の自分、正解選択ー!」

甘味ある味噌味…でも和風に振った訳ではなく。
味噌の雰囲気はとても濃厚で、味噌だけの味の濃さではないですね。
たっぷりのキノコから生み出される旨味が、
素晴らしく溶け込んでいて、
中華的なベースの味わいでもなく、
味噌による和素材的な味わいでもなく…
それらの上に更に「きのこ料理」としての旨さで、
存分に食べさせてくれる味わいです。

味も良いけれど、食感の妙味がたまらなく良いですね。
ぷりっぷりのハクレイタケ、
鶏肉は千切り状にしてあって、ミシッと深い食感を与えてくれて、
シメジはプルンと、
そして焼きそばですから、焼いた麺…
これがシャキシャキとした焼き具合に仕上げてあって、
濃いソースの滑らかさ、重さを上手に跳ね上げてくれて、
とても良い…
味の塩梅も良く、食感の塩梅も良く。

迷ってしまった分、
大盛りにすることも、白飯をトッピングすることもなく、
普通に注文をしてしまったのだけれど、
きっとどちらも良いと思います。
大盛りも幸せになると思うし、白飯もすこぶる合う事と思います。
「特吟味噌焼きそば」とも違いますね。
いやはや、中華料理って本当に奥が深い…つまり楽しみが多い!

これはお出掛けの際には、
お近くにおいでの際には、是非とも覚えておいてもらいたい…
食べてみて欲しいなーって思います。
キノコの美味しさに、ずっと携わって来ている…
キノコの多い土地で、キノコを食べているお客さんで育っている、
キノコ料理に秀でたお店のキノコメニュウですもん。
きっと期待値を超える美味しさがあると思います!
つまりは!

キノコの魅力がいっぱい伝わるあんかけ焼きそばって事さ!






「北信州きのこ夏フェア2019」開催中!

https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuchi/hokuchi-nosei/kinoko/kinoko2019.html

9月30日までだそうですよー!






気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

本日は定食、飯モノの噺になりますが、
焼肉、しゃぶしゃぶ屋さんの定食と言うところが…
ランチメニュウと言うところが、
価値があるなぁ、なんて思ったりも致します。
食堂などに比べて、
焼肉屋さんのランチメニュウって「え?焼肉でしょ?」と、
お定まりなイメージってありませんか?私はあります。

だので、今回ご縁あって「ぶう」に出掛けているのですけれど、
「こんなにメニュウがあるんだ」と、
かえって驚いたくらいですし、
それはそれでも昼の焼肉メニュウもランチにあるので、
色んな楽しみ方が出来るんだろうな、と思いました。

えー…
度々、書くことで。
もはや、YOKOさんと一緒になって10年も超えて来ると、
言わなくても分かるので、
お店の選定だって、そうした基準が根付いておりますが、

「ラーメン、どうしようか?」とYOKOさんに聞くと、

「野菜のあるところ!」と答えると言う。

タンメンか、二郎系か、サラダバーのあるお店か。

ある様で無い場合が多く、
そもそも野菜とラーメンって、なかなか相容れないもの。
何を言いたいのか…と言うと、
野菜を美味しく食べることが出来る…と言う事が、我が家は非常に重要であると言うこと。
テストにきっと出ちゃうくらい。
「ぶう」のメニュウをザッと眺めて、「あ、野菜炒め定食があるな」と気付く。
でも、一応、YOKOさんには「何を注文するの?」と聞くと、

「私、野菜炒め!」

ほらね。やはり、です。ニヤリ。

そうして出て来た野菜炒め、ちゃんとYOKOさんのお眼鏡に適っております。

野菜の量は多く、たっぷり。
油がいっぱい使われていないこと。
油が主体の味でないこと。
塩辛くないこと。
サッパリした食べ心地であること。

「ぶう」の肉野菜炒め、
「肉野菜定食」は写真の通り、鉄板に乗ってやって来ます。
熱いは旨い。
YOKOさんのお好みポイントもバッチリ制覇していて、
特に、塩気をついつい増してしまう外食界において、
適度な塩気感は、好感を持ちます。

それもそのはずで、
定食に添えられている「辛味噌」の存在が大きいですね。
これを混ぜたり付けたりしながら食べる野菜炒め。
基本は、野菜の甘味などを塩コショウ、あとタレもあるかしら…シンプルに味わい、
アクセントでインパクトある辛味噌にて楽しむと言う…
辛味噌があるからこそ、
味わい…手法、味そのものも広がりますね。
楽しみ方が増すと言うか。
辛いものが好きなYOKOさんにとっては、なお嬉しいポイントでした。
こう言う野菜炒めは、本当にウェルカムです、我が家。




今回はブログ用に捻ったり揉んだりした言葉ではなく、
内容と重なるところ、前述であったりもしますが、
僕自身が、YOKOさんからひとくち貰いながら、リアルに呟いた言葉でサゲましょう。

味の濃さを辛味噌で調整できるなんて、やるじゃん!

< 2019年08>
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SOJA
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

平日、出来るだけ更新でやってみたいと存じます。

書道とかお酒とか、温泉、ランニング、ラーメン、街のうまいモン…
色々と色々に。
ご興味ない日もあるかと思います。毎日、見なくても良いと思うんです。

たまに見て頂いて、色んな事やってンな…と、
「今度は何してんだろうな」って思ってもらえたら幸いで。

「酒 宗夜」の新しい道を繋いで、いざ、行きます。

written by SAKESOJA (宗風)