気楽なところで、一生懸命…と言う事です。
本日はお馴染み臨書酒林にて、お付き合いを願っておきます。

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これまで、
長野県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、
山梨県、静岡県、愛知県、滋賀県、広島県、
熊本県、佐賀県…と書いて参りまして、13県目の福岡県の道半ば。
福岡39蔵目の花の露が449枚目。

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臨書酒林、福岡37蔵目。
糟屋郡粕屋町長者原・光酒造「西乃蔵、博多小女郎」にて!
菰樽を参考にしました。博多小女郎は本格焼酎ですね。
菰樽に書かれた文字を蔵元に問い合わせましたら、
丁寧な返信を頂戴しました。
本当にありがとうございます!すごく嬉しかったです!

…と投稿しています。
主銘柄は焼酎「博多小女郎」でしょうか。
数少ない情報から、公式HPより菰樽の意匠を見つけはしたものの、
唄い文句が判然とせず、
しかし、これは電話などで問い合わせても、
非即答案件であることは明らかで…
メールで問い合わせを致しましたら、すぐに返信がありまして。
この4行の唄い文句は珍しいものだと思います。
喜びある故に、出来るだけ丁寧に仕上げようと書きました。
濃淡が…背景色と墨色が少し混ざってしまったことが残念だったかも。



臨書酒林、福岡38蔵目。
八女市・福島酒造「花宗」を。
酒パックのラベルを参考に。
本来は赤地に白枠。喜多屋さんの分家。
現在主力は「尽空」と言う焼酎の様子。

…と投稿しています。

雅号を知る直前の頃合だったので、
「花宗」もアリだな…とか思いつつ書いていました。
ざっくりと書いてしまいましたが、
元々は「喜多屋」蔵の分家として創立され、
しかし行く行く「喜多屋」さんに吸収合併されている蔵元さんです。
「花宗」はレギュラー酒のみにお見受けします。
主力は居酒屋さんでも見かけた事がある、
「空」と名の付く焼酎シリーズの一角「尽空」の様子。

「宗」と言う字は、我ながら…
あ、お気づきかと存じますが、
「酒 宗夜」にせよ「宗聲天地間」にせよ、
本名に「宗」がある故なのですが、
「統べる、まとめる」と言う意味がある様で、
「花宗」なら「花をまとめる」、
「宗教」なら「教えをまとめる」、
頂いた雅号「宗風(そうふう)」ならば、
「風をまとめる」と言った意味に見え、
かつ「しゅうふう」と言う言葉は辞書にあり、
「宗教の雰囲気」、
こんな宗教観ですよー…の意味ある言葉になるようです。

音で「送風」、BOOMで「風になりたい」…
…などなど、とても広がりのある良い名前を頂いたなぁ、と。
Instagramでは、
「宗風」と言う名で刀の鍔を作る彫金士さんが活動されておりました。

…おっと、つい脱線してしまいました。





臨書酒林、筑後福岡39蔵目。
みやま市瀬高町・星隈酒造「友ひさご(瓢)」にて。
上撰のラベルを参考にしました。
「fukusake」さんを拝見すると、
その当時でも残るお酒を売る形。
現在はどうなっているでしょうか…。
すごく良い酒銘と思うのですが。

…と投稿しております。
このラベル、写真で1枚あるだけで、
前述「fukusake」さんだったり、
ネットで調べられるラベルは、このラベルではありませんでした。
銀地に瓢箪デザインが主の様に感じますが、
上手に出来なかったけれど、
瓢箪のデザインが交錯する意匠、
そこに「TOMOHISAGO」の英字の入れ方が洒落ていて、
気に入ったので、こちらを採用しています。

酒造組合に加盟されているので、
自醸こそないにせよ、銘柄を守っておいでなのでは…と存じます。
「瓢」は徳利に通じ、
友と共に酌み交わす、
瓢を共に持って飲みに出る…
そんな光景を想像する銘柄かと。




…と言ったところ。
今日はあまりに忙しく、ブログを書く時間が取れなかったので、
臨書酒林にて、更新しておきます。

それでは、何かとたいへんな情勢ではありますが、
良い週末を。

ありがとうございました。





えー…気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

何となく…何となくですけれど、
木曽の漆器祭りがあるからか…
奈良井宿には「夏」と言うイメージがあります。
初夏の光と賑わう人の景色、
伝統工芸品を扱う小間物屋…って言うですかねぇ…
お店も多く軒を連ね…と言った。

今回、「Pokemon Go」のイベントのため…と言う思惑もあって、
道すがら、「ポケストップいっぱいありそうじゃん」と言う…
そう思ってイベント時間中に奈良井宿に滞在できる様に、
早めに更に南下して、
代山温泉・せせらぎの四季に出掛けて、急ぎ戻る…
「チラーミィ」ミッションに取り組む…
…と言うところまでは予想通りでしたが、
冬、奈良井宿はあまり人が訪れないのだなぁ、と言う感じ。
何となく「観光地」と思っていたので、
少しの驚きがありました。
喫茶店とお蕎麦屋さんが営業している様に見え、
前述した工芸品のお店は、寒いからか…
露店的に見える状態でないからか、
また冬季休業とも看板のあるお店もあって、
「ほほう、こんな感じなんだ」と思う訳です。
閑散とはしているけれど、のんびりと景色は眺められる…
そうした印象でして。

無事に色違いのチラーミィも手に入れることが出来、
どこか喫茶店に入ろうか…と物色する中で、
「茶房こでまり」さんに寄ってみることにしました。
雰囲気。勘。事前情報ナシで。



冷えた体に暖炉の灯りは、とても温かく。



奈良井の街並みを眺める景色も良い。



「オレンジのチーズケーキ」

ケーキは常時3種類を用意しているご様子。
他は、ガトーショコラ、リンツァートルテでした。
メニュウの造りから、この3種がレギュラーかな?



「シフォンケーキ」

シフォンケーキは2種類。

コーヒーと一緒に頂きました。
豆は三澤珈琲のものみたい。

ケーキにパセリが添えられる…とは斬新。
流石は中山道の宿を今に残す場所で商いをされている…
漆器の器、漆器のフォークは雰囲気がありますね。
ケーキに銀紙がくっついてくるところは、
レトロな様相があって風情かな、と。

YOKOさんと、ほっと一息の休日時間を過ごしました。
また訪れるとしたら、何をお目当てに訪れるだろう…
…なんて考えます。お散歩には良いのだけれど、良いのだけれど。
静けさもまた歳時記の中なのだろうか。
とりとめもなく突き詰めてしまいそうですが…。
本日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。

それでは。

ありがとうございました。






えー…、
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

今回、「龍胆」に出掛けて行ったのは夜なのです。
初めての夜。
お目当ての「石焼麻婆飯」は昼でも…
…とは言え3月5日までだけれど、食べる事が出来るので、
(2月末までとの情報も。要チェック)
夜でなくても良かった。
でも、夜は夜で「どんなかなー」とも思って。

メニュウを眺めて、その最終ページ。

「昼に来た時、このメニュウあったっけ」

…と以前の記憶を探ります。
昼ご飯だから気付かなかっただけかも。
「居酒屋りゅうたん」と書かれたページ。
「定番おつまみ」があって、
中華漬物3種と言う“らしい”ものもあれば、
「フライドポテト」「カシューナッツ」「なんこつ唐揚げ」など、
中華飯店としてはらしくないけど、呑み助としては、
すっごい嬉しいラインアップがある辺り、すっげぇなぁ、と。

もちろん、何ページにも中華料理のラインナップが並んだ末…
無くても良いかも、ジャパニーズ居酒屋感のあるメニュウ、
でも、訪れるお客さんがリクエストがあったんですかね…
中華系の肴もあれば、現代日本っぽい肴もあり、
かく言う僕らも、多くこのページから注文しました。
やっぱり「あ、こんなのもあるんだ!そりゃあ良い!」って思いました。

書道会の宴会の時にも思いましたが、
お酒も充実していて…大きな宴会場を持つからこそ、だと思います。
ワインも地元の主要銘柄…
たぶんJA、アルプス、井筒、五一とあって、
城戸が時価…か、それは仕方がないか。
日本酒も、三デシ瓶で高波、美寿々、笑亀があって、
純米酒でその3蔵の720ml瓶売り。
もちろん紹興酒もあるし、焼酎は「たのめの里」ってあるから、
塩尻のお隣、辰野町の小野酒造(夜明け前)かな、と。
ハイボールもあるし、サワーもあるし、
ビールがAsahiなのは…まぁ、僕らは苦手なので他で何とかするとして。
「石焼麻婆飯を〆にして、居酒屋っぽく楽しもう!」
…と、自然と僕らの中で決まったところで、
本日の一席の幕を開けて参ろうか…と言うことですが…。



ポンポン、と写真を載せて行ってしまいますが…。



激うまピーマン(400円)



たたきキュウリ(240円)



ピータン(240円)



よだれ鶏(390円)

普段、お値段を書かない様にしています。
書く時って、よっぽど特徴がある時。
何だか、お安く感じませんか?
火を使うと、相応にお値段が上がる…でも、安いような。

「激うまピーマン」は、本当に美味しかった。
もう1皿でも余裕余裕。
醤油炒めですね。しかしながら中華の炒めなので、
熱く香ばしく、バッチリ。
「激うま」の名に偽りなし。

たたきキュウリ、
偶然かも…ですけど、梅の味が入っています。
「Cava」も梅味が仕込んであって、
塩尻スタンダードなのかなぁ。
厨十兵衛、アガレヤ、今はどうか分からないけれど、
おけらやも塩味だった…のは偶然の塊なのでしょうか。
梅味もサッパリさが増して良き。

ピータンもお値段以上なイメージ。
癖がないもので、
癖こそが美味しさ…でもあるから、その辺りは難しいかも?
でも、これが初めてのピータンだったら美味しく食べられると思います。
いきなり癖の強過ぎるものだと、1回で嫌いになっちゃうかも…だし、
このお値段は有難い。

よだれ鶏もちゃんと美味しかった。柔らかさも十分。
ピータン、よだれ鶏に掛けられている、
肉味噌っぽいソースが、なかなかに美味しい。
旨味、塩味が強め…かな。
それがピータン、よだれ鶏と言う全く別の雰囲気のものにも、
ちゃんと合って来ていて、万能感。



当日、これに僕らは中華料理的な炒めものを頼んでいます。
そして〆へ…の流れ。
いやあ、居酒屋メニュウの充実、とても良きものでした!
そんな訳で、もう1回分のブログを残して、
本日は途中ではありますが、ちょうどお時間がやって参りまして。
ここでお開き。

それでは…。

ありがとうございました。






えー…気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は麺の噺にて一席のお付き合いを願っておきます。
新店…ですよね。
新店ではあるけれども、信越麺戦記に来て下さっていたお店。
故に、どこか見知ったものであるとも思え。
あの美味しさが、継続的に食べられる…と言うニュースは、
すごくセンセーショナルでしたよねぇ。
店舗の前身、「鬼やん」や「大玖未」時代には訪れた事がありませんでした。
ただただ、駐車場に不安があるから…と言う理由だけで。
けれど、そんな自分なのに、
それでも食べに行きたいと言う気持ちが抑えられず、
まずは「ラーメン+麺大盛」にて注文した…の図。

駐車場に車を停めて、外に出た段階で、
豚骨を炊いた匂いが感じられ、すこぶる期待してお店に入りました。



麺、とても特徴的でした。
どこかイメージに長方形型のストレート麺…
横浜家系はそう言うもの…と思っています。
吉田家系列の塩尻に根付く「五十六家」は、
そうしたカタチ。
ナマカタにしてもらって硬い感触を楽しむことが大好きな自分をして…
硬さ重視の自分が、
このふかふかとしてもちもちとした、
柔らか…ではないし、コシがあって弾力があって、
口の中で大いに暴れる麺、すごく気に入りました。
印象として、中太麺よりもう少し太い。太くて広い感じ。
口の中、いっぱいに広がる訳だけれど、
スープの濃度、動物臭がしっかりと感じ取れる構成が、
麺とスープをガッチリ組み合わせてくれて、
「麺大盛、正解だった!」と思いながら食べ進めました。



こちら「キャベチャーダブル」…
シングル、ダブル、トリプルとあります。



「ホウレンソウ」のトッピングと、大きさの比較で。
ダブルとは言え、かなりの分量で驚きます。
たっぷりで実に嬉しい。
これ、例えばタレ薄めとかも出来るのかしら…
もし出来るなら僕らふたりでトリプルとか頼んでみたい…
…そんな風にも思います。
ボリューム、すごく嬉しいですね。




さて。

ここまで、お題と重なっておりませんが。

ついぞ先程のこと、同僚さんに…後輩さんに、
「行ってきたよ」なんて話をして。

「ご飯が100円で食べ放題だったよ」

…と話したところで、
「あ、それもやれば良かった」と思いました。
麺大盛、結構なボリュームがあって、
とてもじゃないけれど、更にご飯を食べる余裕はなかったのですが、
麺中盛とご飯とか、それこそ麺増しにしない分、
ご飯をたっぷり…でも良かったろう、
さぞ、美味しく食べられたろう…と今頃、考え始めました。

そう…思い出して「ご飯も合いそうだ」と話していて、
「そりゃあそうだ」と相槌ちを打ってもらった感じで。
「ですよね」以上に言い様がない。
ラーメンだから麺が大事なことに変わりはないけれど、
ご飯も、そう…本当に魅力的なんだよな、と。
それを推す武蔵家の狙い、よく伝わります。

食べていない自分が言うのも難ですが、
合いそうな味でしたもの。殊更、今なお思うと言うか。

ああ、今日もお腹が空いたなー…!
…と言うところですが、本日はここまで。
お開きの時間と相成っておりまして…。

それでは名残惜しいものではありますが。

ありがとうございました。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

えー…
ご家庭それぞれにそれぞれのご事情がありますよねぇ。
ええ、そう言うものですとも。
ふっ…と結露防止に使った新聞紙と目が合ったんです。
すると、そこに「ピンクレディ」とあった日には驚いた。
だって、僕らが意識する前から、ずーっとそこにあったのに、
それが目に入っていなかったのだから。
これがYOKOさんの言う、
「あるものも、無いと思えば無い」理論なのか、と。

「ピンクレディ」と伺うと、
世代もあるんでしょうけれど、
いや、世代があったって、日常にある言葉ではありませんから、
女性デュオが浮かんで来るんじゃないかなぁ、と思うんですね。
これは林檎の名前だと言う。
ルペルショのマスターさんに伺うと、
紅玉ほど酸味がない林檎だと仰る。
ちょうど昼を食べるタイミングを逸していた日だったので、
ケーキとマフィンをそれぞれ頼んじゃっても良かろうと。
忙しい日々の中、
また、ひとつの止まり木に降り立った日の一幕でございまして…。






元々のお目当ては、苺のショートケーキ。
ル・ペルショワール、苺は良いものを選んでいる…と思います。
その時々の良いものを。
子供の頃から、いわゆるショートケーキ=苺は、
あんまり好きではありませんでした。
今になって思うけれど、
苺が水っぽいとダメみたいですよね。
クリームともスポンジ生地とも合わない。
ちゃんと選ばれし苺だと、こんなにも美味しい…
クリームがあって美味しい、生地があって美味しい、
苺の香があって、酸味もある中で、
クリームや生地とは異なる甘味もあって…と言う。





「ピンクレディとキャラメルチーズ」のマフィン。

いやあ、とても美味しかった。
ピンクレディ林檎の香、食感、
どれを取ってもとても良い。
処理や焼き具合も良いんでしょうけれども、
それにしても…
酸味もあって香ばしい甘さもちゃんと感じられて…
それがチーズやキャラメルによってなのかとか、
本当に、そう言う難しい言葉を考えずに、
「あ、これ美味しい!」と思い、食べる。
マクドナルドのアップルパイみたいな、
すごーくよく煮込まれた様な香もあるんです。
キャラメルチーズの効果がそれなのかな?もしかしたら。
「リンゴとチーズの組み合わせって好きなんです!」とは、マスター殿。
「なるほどなぁ」とYOKOさんとパクつく。



営業する日、「ル・ペルショワール」は、
Instagramを更新する可能性が高いので、
それを見て出掛ける…営業を知る…なんて感じかな、と。
最近思います。
自分がフォローしている中では、
High-Five系列もそうですね。
営業していることを知ると、
ふとした時に立ち寄りたくなる感じで。

だいたいいつも、終了間近に僕らは訪れています。
この日も17時に間に合うように、色んな状況を調整して訪れておりました。
何と言うか、
こう言う時間をいつも求めていると言うのか、
こう言う時間があるから、また頑張る事が出来ると言うのか。

普段、わりと僕が考えている事は分かり切ったことで、
書道とかお酒とかYOKOさんとか、
そんなところなのだけれど、
それはきっと飛び続けて動き続けて考え続けて…
今は、ぽっ…と止まる瞬間なのだな、と思います。

誰しもにそう言うお店や出会いはきっとあって、
ひとつではなくて…出会わない人もいる訳で。
出会えて止まり木に宿っている、と言う喜びと共に。

さぁ、本日は金曜日であります。
三連休が始まる方もいらっしゃいますでしょう。
楽しんで行きましょうや。

それでは、本日はここでお開き。

ありがとうございました。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月の飲みの話をしていなかったなぁ、と。
飲みの中の食べた噺…は、ブログにしたんです。
その中で、日本酒の噺をしないままに、今日これまで。
週末が訪れると根多を拾い、平日にアップして…
これまでもそうだったのですが、
どんどんと書かないまま埋もれて行きますね。
「いつか書こう」と思ってフォルダに据え置いたまま…
ああ、酒蔵が日本酒を醸す中で、
これが本当に「お蔵入り」か、とか言えたら草も生えないと言うか。
せっかく楽しんだのだから、
そのお酒の素晴らしさを伝えることも、
またひとつのご愉快に通じるだろう…てンで、
今回は、
「深酒」に出掛けて行って、続いて「アガレヤ」へと、
はしご酒を果たした夜の一席を申し上げます。



えー、
週末にランニングを20kmほど頑張る様になってから、
(正確には、晩秋の16㎞を毎週になってから)
特に顕著に実感として、僕ら二人で意見が合致したのですが、

「飲みに出ると、前後の日に頑張れないね」

…と言うこと。体力には限界があると言うことですね。
成人男性の1日の摂取カロリー目安が2200kcalと言われる中で、
ランニング用ウォッチがお知らせする20kmランニング後の消費カロリーは、
約2000kcalを記録します。自分の場合。
体重があるからカロリー消費も大きいのですが、
それにしても、毎週ハーフマラソン的な行動なので、疲れはある訳で…。
土曜日に飲みに出た後の日曜日20㎞は、かなりキツイです。
逆に、土曜日に走ったあと、日曜日に飲みに行った末の、
月曜日から仕事も、かなりキツイです…。

…飲みに行きたさはあれど、体調などと調整が必要。
そんな心持ち。
もうちょっと日常的に20㎞ランが出来るような成長が出来たら、
きっともっと…とは思うのですが、過渡期の今は精一杯。

出る機会が減ったので、
出たならめいっぱい楽しんじゃおうぜ!!…と言う訳で。

「深酒」で楽しんで、すでに深酒になりつつあったのに、
更に、どうしても飲みたい「大雪渓」があったので、
「アガレヤ」にもハシゴ掛けて、飲み明かした…
…なんて、長いマクラにお付き合い頂きまして、
誠にありがとうございました。

では、本編。
申し上げますので、ごゆっくりと…
最後まで気を確かに、
…とは、当日すっかり酔っぱらっていた僕が言うのも、
なんだかなぁ、と言ったところ、
だ、けれども。
一生懸命、申し上げますので、
最後までお付き合いの程を願っておきます。




順を追って、まずは深酒で飲んだお酒たち。



秋田・飛良泉“マル飛”山廃純米無濾過生原酒“No.77”
秋田・新政・生もと木桶純米“瑠璃”2018


当日のTwitterには、以下の様に。

新政は開けたてと開封後と。明確に違っていて面白い。
開けたてと飛良泉が近い所にいて面白い。
開封後のスマートさも良き。
マル飛の舌先へのまろみ、蜜感とグンと伸びる甘旨さ、酸の広がり。

…とあります。
ちょうどボトルの境目にあって、
瓶底部と開封開けたて部が並んだのですが、
いやあ、お酒って本当に生き物です。
美味しさはどちらも。
その風合の個性が異なる感覚でした。
また飛良泉も味の特徴を伺いながら、
「あれ、それっておかみさんの好みに近いお酒ってこと?」
「そうです、大好物です!」
…が、いちばん分かり易かったかも知れません。
何と言うか、そのお酒を選ぼうとした時点で、
「おかみさんお墨付き」と言うか…
その甘味あって濃密感あって…そうしたタイプって、
すごく良く分かり易かった。
「だったら、飲んでみたいなぁ」と。
ネット通販だと分かり難いところ。
実際に酒場に出掛けて…
いや、現代はSNSだったら、
長く特定のテイスターさんをウォッチすれば?
可能かも知れませんが、
「美味しいと思うお酒を一緒に楽しむ」感は、
やっぱり酒場であってこそ。
そうしたコミュニケーションはとても心地好いですね。



新潟・村祐・純米大吟醸

甘さに観点を置くと、
飛良泉とはまた違う甘味が美点の「村祐」、
こんな風にTwitterに投稿しておりました。


村祐、美味しい。入りは甘味。でも軽やか。スーッと溶けていく。
ホイップした砂糖の感覚。エアリーって言うかさ。
ツンと入りにクレッシェンドがあるけど、それが心地好い。
甘味のくどくなさ、甘味があるから、
透明感があるからこそ美味しい感じ。流石よなぁ。

「村祐」の最上級酒に当たるもの。
すごーく美味しいですよね。知ってた。
ただ、なかなか軽やかに購入できるものではないので、
こうして1杯だけでも安価に味わうことが出来るのは嬉しい。
「やっぱりうまい!」って、改めて思います。



秋田・ゆきの美人・純米吟醸しぼりたて生酒

YOKOさんは名の通りの良い「ゆきの美人」を。
わりあいお気に入りかな、と。
新酒らしさが、よく出ていました。
そっけない渋さ、苦さがあります。
ただ、空気と共に肴と共に、それは感じられなくなりますね。
旬の美味しさ、瞬く間に過ぎる美味しさ。

「深酒」は、
驚異のボトル数…メニュウ数…と言うか、
オンメニュウされているボトル、すごく多いですよね。
まだまだ興味はあったのだけれど、
「ここまで」と後ろ髪引かれる気持ちで、後にします。



続いて、アガレヤで飲んだお酒たち。



福島・廣戸川・純米吟醸無濾過生原酒“雄町”
信州池田町・大雪渓・特別純米原酒“大古酒”アガレヤラベル(裏)


僕らが出掛けたころ、
「アガレヤ」では大雪渓酒造の、珍しいお酒が2本あり、
特に、大古酒の逸話は店主殿に聞くと教えてくれると思うので、
浪漫と言うか…「こう言うお酒もあるんだなー」って思って味わうと、
より楽しむことが出来るかも知れません。



少し温めた方がオススメだそうなので、そうして頂きました。
良い熟成酒だと思います。
確かまだ家に1本だけ残っていると思うけれど、
信州中野・勢正宗の30年古酒…今では40年くらいになっているのか、
それも確か、似たような経緯だったかなぁ、どうだったろう。
僕が、話を聞きながら大雪渓の古酒を楽しんでいるお隣、
YOKOさんは、あんまり熟成酒が得意でないので、
「廣戸川」をちびりちびりやりながら、
「美味しい!」とニコニコしていました。
うんうん、お酒は個性があるから、
得手不得手も当然にある訳で…
それを自由に楽しく忌憚なく、が良き酒場であると思うんです。
そうそう。
お試しで、同様にアガレヤでしか飲む事が出来ない現状の、
大雪渓のお酒を頂いたのですが、これが驚くほど…と言っては失礼か。
すごく美味しかったんです。
次はどうしても「黒澤」の焼酎を飲みたい、
それ以上は飲めない…と言う状況だったから、
注文は出来なかったけれど、
「これは頼まねば損!」と言い切れるくらい美味しい。
信州の実力蔵のまだ見ぬ深淵を覗く感覚です。流石。



信州佐久穂町・黒澤・樽熟成本格焼酎×白樺樹液

SNSで見かけて、とても気になっていた1本。
ハイボールがオススメだそうなので、そちらで注文しました。
こんな感想を記録しております。

樽の影響、強ーい!これ、ほぼウイスキーとしか思わないよう!
黒澤の白樺樹液スピリッツ。30度分、柔らかく感じる…けど、
このクリーム感って、
teachersにもあるクリームと言う言葉のそれと符合するかもー!

…とのこと。
柔らかさ、ですよね。炭酸で割っていても柔らかさが生きる。
樽からの影響もとても良いものなのでしょう。
すごく良いなぁ、と思いました。
720mlで2000円くらい。お値段以上の味わいです。
「アガレヤ」に来ると…
そんなに多く行くことが出来ていなくて申し訳ないけれど、
日本酒だけでなく、
焼酎や果実酒もいっぱい美味しいものがあるので、
好奇心を満たしてくれる、それも良いところだなぁ、と思います。

ウイスキー「Teachers」、安価で美味しいブレンドウイスキーだと思っています。
ラベルには「HIGHLAND CREAM」とあり、
「HIGHLAND」は地名、「CREAM」はリッチさ、上質さ、滑らかさ…
そんな意味だったかと。僕らが感じる言葉の意味と、
海外の通用とは少し違うはずなので、正確ではないかも知れませんが。
飲んでみて「このことかなー」と思った「CREAM」感に近い、
和やかな味わいが記憶の中でリンクしていました。



福島・仁井田自然酒“穏”・純米吟醸無濾過生酒

YOKOさんは、こちらを。
鮮やかな飲み口のお酒ですよねぇ。酸の在り方。
終盤で、ひとくち貰って…
自分の黒澤を飲むなどして、
美味しかった記憶だけ、今は残っている感じです。はい。




…と言ったところで、本日はここまで。
良い肴だけでなく、良いお酒を取り揃える両店の噺、
ちょうどお時間がやって来た様でして。

それでは。

ありがとうございました。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

えー…
ブログはどなたかに見て頂いてこそ成立するものですから、
日記だったら、何もアップロードしなくてイイんですから、
見栄えはやっぱり心に留めておきたいところ、ですね。
冒頭の写真は、かえって「これはなに?」と思召される様なものを、
本日は選んでみました。

塩尻市の中華レストラン「龍胆」、
3月5日までの期間限定メニュウ、
「石焼麻婆飯」を頂いて参りました。
龍胆のInstagramで紹介されていて、
いやあ、動画の力は凄かった。とても魅力的に感じました。

波田地域にある「ハンリュウ」のドラゴンラーメンも、
僕らは大好物なので、きっと気に入るはずだ!…と。

ただ、小さなお子様も訪れる「龍胆」のことです。
四川風、花椒と言っても、そんなに強くはなく、
石焼きで熱くする=辛く感じやすいならば尚更で。
日本風な優しい麻婆豆腐なんだろうな…と勝手に想像。
いやはや、さにあらず。
麻辣がしっかりと効いた、
ほとばしる辛さ、熱さ、旨さの三拍子が揃う、
辛いもの好きのYOKOさんが、
終始、ニコニコとして美味しい美味しいと喜んでいた…
そんなお料理でした。
では一席、申し上げて参りますので、
どうぞ最後まで、お付き合いの程を願っておきますが…。





注文して、まず届けられる中敷き。
石焼き料理って、普段あんまり食べていないので、
これだけでも、ちょっとテンションが上がる…の図。



冒頭に使った写真、再び。



ジュバーッ…と。
店員さんが、麻婆豆腐を入れると激しく煮立ちます。
匂いも…「今すぐ食べたい!」って思わせる、強烈な吸引力。



動画で撮影しようか悩んだのですが、公式Instagram参照で。
煮立っている様は、本当に圧巻。
想像以上に現物はそそると思います。
動画以上に静止画以上に。



小葱をパラパラッと振りかけて完成。
若い店員さん、お兄さんに、
「Instagramで見て、興味を持ってー」と話しかけると、
「はい。美味しかったんで期待してもらって良いと思います!」とは、
嬉しい対応でしたね。ご自身でもお召し上がりになったのでしょう。
そうしてお店の方が誇らしく紹介して下さると、待つ時間も快いものでした。

さて、味。

YOKOさんと印象が重なったのは、
僕らが何度となく注文し、ブログにも書いている、
曰く“故郷瀋陽からそのまま持ってきた”と言う、
広丘駅前「ふじ蔵」の麻婆豆腐。
これに花椒をプラスした…と言う例えが近いかな、と。

「ふじ蔵」の麻婆豆腐を食べたことがあるならば、
それが多く日本で食べる麻婆豆腐…例えば、
丸美屋や永谷園の調理キットのそれの様な味わいとは、
全く異なる雰囲気だとお察し頂けるのではないか、と。

龍胆の麻婆豆腐、どちらかと言えば、
そんな本場中国の味わいに近い印象を頂きました。
辛味は強い。
強いがスパイスなどの風味もすこぶる良く、
味噌、醤…そうした調味料も効果的な…
すっごく辛いけれど旨味も甘味も感じられる。
更に石焼で熱せられ続けるそれは、
常にヒリヒリと辛く、その熱さがたまらなく美味しく、
熱くて、口を近づけることもためらう瞬間があっても、
レンゲが止まらない…とても美味しいものでした。
夢中でパクついて、
お酒と合わせることも忘れたりなんかして。
気付いたら汗だくでした。
それが、とても気持ち良い。

誘惑箇所の多い中…
本当に現代は美味しいものに溢れ、
至る所にあって、興味があるからこそ、
こうした限定って2度、期間中に食べる事って、
僕らは、ほとんど無いのだけれど、
これは、これは是非とも「もう1度」と考えております。

さて、そんなところで、本日はここまで。
ちょうどお開きの時間と相成っております。

飲みの〆として、こちらを頂いたので、
機会を見て「居酒屋りゅうたん」メニュウも、
是非ともおしゃべりさせて頂けたら…と存じます。
また後日をお楽しみに。

それでは。

ありがとうございました。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

金曜日は麺曜日、私共の合言葉でございますけれども…
「さぁ、どこに食べに行こうか」と考えていたところに、
「本日、金曜日の夜営業から始まる限定」とあったものだから、
心ときめくではありませんか。

「鴨南蛮つけ麺」とあり、パッと見は清湯である様子。
鴨系の味って、鴨オイルを使って特有の香を主張したりする場合が多いし、
清湯系統だと言うのならば、
ひづきの現レギュラーメニュウの「鶏醤油つけ麺」に近いのかなー…と思いました。
細麺+清麺で、醤油の味わいもよく生きていて、
太めの麺が多いつけ麺世界で、細麺でもバッチリ旨い1杯と記憶していて、
「そんな感じなのかな」と。

全く違っていました。それがとても嬉しかった。
中野市・三幸軒に出掛けても、その感動に喜ぶのだけれど、
食べる事によって楽しい!面白い!って思うことは、
とても幸せな気持ちになりますね。
さて、そんな一席を申し上げます。
どうぞ最後までお付き合いを願っておきますが…。






今回の麺。
YOKOさんが食べる辛味噌ラーメンの麺と比べると…
確か、つけ麺ってこの麺だった気がしていたのだけれど、
ちぢれ加減が違う。別の麺に見える。
食べても、やはり。
強めのコシがあって跳ねっ返りが強く、
芯にある甘味がスープの醤油味の中から出て来て、
非常に美味しく感じました。
強い麺、スープは濃度や塩気で攻めて来ている訳ではないのに、
風味の組み合わせで、麺の旨さを広げている感じ。



スープにはネギがたっぷり入っていて、
振りかけられた山椒の風味は、
入って来る瞬間は強いけれど、
食べて行く中で、段々と馴染んで来ます。
余韻にキュッと、シャンとした香が顔を出す瞬間なんて、
最高に旨いもの、と思いました。

想像していた強い鴨脂香はなく、
ダシ、スープの奥に鴨の肉の旨さが仕込まれている感じ。
全体として、醤油の生き方として、
とてもシンプルに感じるのだけれど、奥行きはグンと深い。
麺の甘味とは、とても繊細なものだと思うんです。
強さの中から繊細さが顔を出す…と言う、
絶妙な加減が、流石「麺肴ひづき」の味わいですね。

つけ麺の所作、
麺をつまみ、スープに浸し、すする…だと、
自然にネギが一緒に口に入って来る…事はないかも知れません。
そこを、ネギを食べるべく、箸から麺を離し、
ネギと共に掴み直し、一気に豪快にかっ込んだ時が、
僕の中でハイライト、とても美味しい瞬間でした。
ネギの香味が強い麺と共に咀嚼する回数が多いからこそ、
いっぱいに広がって、実に良かった。
清湯で太麺と言う構成の狙いって、ここかも?
…なんて想像しながら頂きました。

スープ割をお願いすると、
根菜の味わい…蕪が入っていたから、それかも…
そうした味わいが出て来て、
またつけ麺を食べていた時とは、別の風合が広がります。

残り杯数が自分には分からないけれど、
数に限りがある限定麺。
とても美味しく頂いて参りました…と言う一席。
限定杯数は、ひづきのTwitterなどでも得られる情報かも。

それでは、本日はここまで。
ちょうどお開きの時間と相成っておりまして。

ありがとうございました。




気楽なところで、一生懸命…と言う事です。
本日はお馴染み臨書酒林にて、お付き合いを願っておきます。

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これまで、
長野県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、
山梨県、静岡県、愛知県、滋賀県、広島県、
熊本県、佐賀県…と書いて参りまして、13県目の福岡県の道半ば。
福岡36蔵目の花の露が446枚目。

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臨書酒林、福岡36蔵目。
久留米市城島町・株式会社 花の露「花の露」にて。
菰樽を参考にしました。
菰樽には「富安本家」とあり前身を感じさせますね。
鴻臚館、からすの意匠も上手く織り込めました。

…と投稿しております。
Instagramでやりとりのある…
日々書の投稿をされておられる方が久留米の方だそうで、
地元の銘柄が扱われて嬉しい…と言うお声を頂き、
僕もすっごく嬉しい訳でして…。
気合を入れて1枚、特に字はいつもはしない練習をした上で書きました。
ネット検索をすると、
城島の蔵開きの写真が多く、情報量は豊富でしたね。
また新潟・カネセ商店さんとお付き合いがあるみたいで、
そちらの「花の露」ラベルは、
こうした髭文字系のラベルではなく、
調和体にありそうな字体で作られていました。
何となく福岡、「花」の字が多い様にも感じます。
温暖な気候が信州や以北の県とは異なり、
自然の美しさから名として使われているのかも知れませんね。





臨書酒林、福岡33蔵目。
福岡市中央区舞鶴・花関酒造「花の関、沖屋儀七、天神さま」にて。
「観世」と言うラベルもありますが、
各種ラベルを合わせ、観世音寺の碑もモチーフにしました。

…と投稿しました。

「観世音寺」の境内付近に販売店がある様で、
そちらにちなんだ銘柄が多く…
…しかしながら、そのほとんどが字だけの銘柄、
絵柄のない銘柄で、
カラフルなキューブ上の背景は「天神さま」より。
「沖」は、活字で表現されています。
ラベルではないものの、
ご縁のある「観世音寺」の碑が、
珍しい字の造りだったので、つい採用してしまいました。
中央青字がそれで、「音」は現在の字に近いものですが、
「観・世・寺」は一見しただけでは知りえないかな、と。





臨書酒林、豊前福岡34蔵目。
京都郡みやこ町・林龍平酒造場「九州菊(クスギク)」にて!
久し振りです!上撰のラベルを参考に。
地名だけだと福岡なのか京都なのかと…何万遍と言われているとは思いますが。
再現し切れませんでしたが、
実物のラベルはとても美しいので、是非ググってくださいっ。

…と投稿しました。
「クスギク」と言う音の響きは、
どこか「岐阜・久寿玉(クスダマ)」を想像させ、
「州(シュウ)」も「寿(ジュ)」も、
「ス」と読むけど特殊な印象があって、
日本語の響きの美しさに、どっかしら通じているのかなー…
…なーんて、全く裏打ちのない発想ですけれど。
細やかな意匠が施されていて、
それを再現する体力がありませんでした。申し訳ない。
髭文字らしい太く直線の美しさも栄える酒銘が描かれています。
もうちょっと「九」「州」をしっかり捉えたかったなぁ、と。





臨書酒林、筑後福岡35蔵目。
三井郡大刀洗町・飛龍酒造「飛龍、筑後川」にて!
飛龍の上撰のラベルを参考にしながら、
もうひとつの銘柄「筑後川」を埋め込んでみました。

…と投稿しています。
元来のラベルは「筑後川」は「筑後川」だけ、文字のラベル。
きっとこれが現行主流で、
「筑後川」を書いたスペースを詰めて、
左に龍、右に枠入り酒銘が本来の「飛龍」のラベルです。

HIRYUやTRADEMARKの書き添え方が、
あまり他では見ない形態で、興味深かったです。
「飛」も信山流の「飛」を知っていると、
まず、こうした造りには持って来ないのですが、
特徴的で立派、とても勉強になりました。

ラン友のtomoさんから、飛龍のある日常、伺えました。
地に合う酒がある…やっぱり県外の自分からは、
「飲んでみたいなー!」って思っちゃいますね。




以上、本日はここまで。
いやあ、本来は書くべき麺の噺があるのですが、
どうしても書き切れませんで。
また明日に、こうご期待…と言ったところ。

ありがとうございました。





気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

定期的な通院がある訳で…
その後、そのまま有給休暇を使って楽しく過ごす…
…なんて日のこと。
塩尻市の「えんぱーく」で書道の本を物色。
初めて書道コーナーに立ち寄りました。
そのまま漢詩のコーナーにも。
「墨場必携」って本があるんですね。
こう、良さげな言葉集って感じ。

読みかけの張廉卿…魚住和晃先生の本を読もうかな、と思う。
気楽にお隣に出来たR.O.Starで110円のコーヒーと共に…
…とも考えながら、
ふと「ing-Cafe」のハーブティが飲みたいな、と考える。
ただ、昼をしっかり食べてしまっていたので、
コッペ類は食べられないな…
お持ち帰りしたって良い、そもそもカフェなので、
コッペを頼まないと行けない…なんて事は全くない。

が。

魅力的なコッペ類が並ぶ棚。
本能としても人情としても食べたくなるし、お食事系でなく、
スイーツ系のコッペも多様にあるので…

…食べると、ランナーとして痩せたい時分には、
食事はともかく、間食しない生活をしている自分には、
ううーん…と悩む。しかしハーブティは飲みたい。

まぁ、とりあえず営業しているかInstagramを見てみよう。

…と言ったところで、
「チーズシフォンケーキが好評!」と拝見し、
「生クリームありだと50円増しで…」と伺い、
「ああ!生クリームも欲しいけれど、けれど!!!」
…と上述の事情から泣く泣く諦めて、
(シフォンケーキはあきらめない)
さて、写真を撮って、しばらく読書だ…と言う頃合の写真が、冒頭に。

その数秒後に、
「あれ、張廉卿の本がない。家か!?」となるのですが。



当日のTwitterには以下の通り。

「クシュクシュとしたシフォン、大好物ですよー!
 ふっと香るチーズの香も気持ち良い。
 ふわふわさと弾力とが絶妙な塩梅で、これ美味しいですね〜!」

チーズの香もあるんだけど、
ing-Cafe のコッペパン全般にも言えるんですけど、
「小麦がウマイ」とベースに思うんですよね。
Tweetでは食感と風味を書き残しましたが、

「思っていたよりビックボリュームで、驚きと嬉しさと」
「小麦がウマイ感、シフォンにもあるのか」

…と思ったことの方が初手だったかなぁ。
バターなど華美に味を盛ると、
次第にシンプルさが無くなって行っちゃう訳で、
風味を出すこと、素材感を出すこと、
それらのバランスが難しい訳で、
きっと、それが出来ている味なんだろうなー、と。

本を忘れているので、ネットサーフィンなどでハーブティも頂きながらの時間。

こちらではブログのことですので、
ちょっとした近況報告でも。
ポロポロと書いてはいるのですが。




ご案内の通り、
「臨書酒林」と名付けて、シリーズ投稿しております。
日本酒のラベルを模して背景を描き、筆ペンで酒銘を書く。
目標は全国全蔵であります。
福岡県も、もう少しで全蔵達成できそうな感じ。

新シリーズが偶然にも始まりました。
これが、良い効果をもたらしておりまして。
中野市・三幸軒の限定目当てで出掛けた日、
須坂の「高沢酒店」さんで小布施の「豊賀」を購入しております。
思い立って、半紙に「豊賀」と…隷書で書きました。
これが思いのほか楽しかったんです。
ふと気づくと、
臨書、お手本となるものがあって真似る書道ばかりで、
じゃあ実際に書きたい文字列があった時、
その文字を構成する力が育っていない…と気づきました。
もちろん臨書もすこぶる大事なんですけど、
それと同時に「創作して書く力」も我が事ながら育てなければいけない…
…そう感じたんです。
先生のお手本の中に、技術はいっぱい詰まっている。
まだまだ全く満たない今の自分だけれど、
自分なりに創意工夫、試行錯誤、苦心惨憺して、
ひとつの字を練り上げて…そう、関澤劔山先生が書いてらした
「練磨創造」と言う言葉の通りで、
こう言う練習も大事にしたい…と思って、
今日まで、5枚。
豊賀、比翼鶴、亀齢、歓の泉、和田龍と書いて来ました。
スッキリと仕上がるので、見栄えも良いのでは、と。

書くために、
毎日は用意しなかった墨を用意する様になりました。
忙しかったりしたら毎日にならないかも、ですが、
ほんのちょっと書くだけなら、出来る事なのかも、と。
「銘泉集」と名付けて書いて行きます。
銘柄のチョイスは、何となく…気分で。
臨書酒林も書いていると、その銘柄になりがちかも。
「泉」と言う字を選んだのは、
「酒は歓び出づる泉なり」と言う言葉をどこかで聞いた気がして。
だので、廃業してしまったけれど岡山「歓の泉」の酒銘の理由がそれではないかと、
調べてみて…異なる理由だったんですけど…まぁ、ともかく。
励んで行きたいと思います。
各種SNSに投稿しておりますので、
是非、ご覧になって頂けたら幸いです。




本が無かったからこそ、
不思議と、ごくゆっくりと過ごしていました。
時間を贅沢に使う…と言うか。

さて週末。
今週は天気があんまり良くないかも…どうでしょうか。
出来たら、また20㎞ランニングに挑みたい所だけれど、
どうなりますやら。

では、今日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。

それでは。

ありがとうございました。

< 2020年02>
S M T W T F S
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プロフィール
SOJA
SOJA
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

平日、出来るだけ更新でやってみたいと存じます。

書道とかお酒とか、温泉、ランニング、ラーメン、街のうまいモン…
色々と色々に。
ご興味ない日もあるかと思います。毎日、見なくても良いと思うんです。

たまに見て頂いて、色んな事やってンな…と、
「今度は何してんだろうな」って思ってもらえたら幸いで。

「酒 宗夜」の新しい道を繋いで、いざ、行きます。

written by SAKESOJA (宗風)