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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
…テトンテトトン、
信州信濃の新蕎麦よりも、あたしゃあなたのそばが良い…
…なんてなぁ実にオツな文句でございますな。
都々逸にも信州信濃の蕎麦の良さは残ってございますし、
落語「そば清(上方では餅で蛇含草)」においては、
伊勢参りと似た羨ましさ…と言うんですかねぇ、
道楽、ご通家たる言い回しで、
「信州に蕎麦を食べに行って来たんだ」と言うほどで。
私たち、蕎麦を食べに行く際は、
めいっぱいに食べられる…と言うことで、
大好物ですンでな、
「白山」に出掛ける事が多かったのですが、
近頃、なかなかの混み合いっぷりであり、
回転こそ早いのですが、駐車場に停められない…
…なんて事が多く、
するってぇと、代打があちら方面に無い…
蕎麦屋は信州ですからあるんですけれど、
気に入りの蕎麦屋がないと言う訳なんですなぁ。
「じゃあ、中華にしようか」
…なんと言う。当日のご宗旨替えに行き着くこともしばしばで。
「今日はお蕎麦が良いの!」
…とYOKOさんが言い、
じゃあ山形の村の唐沢蕎麦集落に行ってみようか…
…と言うところで、本日、この一席の幕が開き…
…なんて所でございます。
どうぞ、終いまでごゆっくりとご愉快の程を願っておきますが…。
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そんな訳で、お互いにもりそば大盛り。
蕎麦にこそ「たっぷりと食べたい」欲が強いです。
お上品に、ちんまりと食べるなんて言うのは性に合いません。
美味しいと思う蕎麦で、お腹いっぱいになりたい。
副菜…天ぷらとか、なくたって良い。
とにかく蕎麦。
だので、喉越し良く食べやすいものが好みであります。
偶然にも、YOKOさんもそうした感覚でいて下さいますから、
一緒に同じ店に出掛けられると言う…
本当、好みが分かれるものですから、有難いことです。
細身で強め(こわめ=硬い)の蕎麦でした。
お値段と比較すると、かなりお得感のある分量で、
たっぷりの付き出し、白菜とキュウリのお漬物も、
ネギ、大根おろしの薬味も、本当に嬉しくなっちゃうくらい。
この蕎麦で1000円とは恐れ入ります。本当にありがたい。
常日頃、「蕎麦に天ぷらは合わない」思想の自分ですが、
「根橋屋」だけは別です。
「かき揚げ」110円がお得感たっぷりで頼んでしまいます。
玉葱の甘さが引き立つもの。
YOKOさん、実は初めての「根橋屋」だそうで、
どうしてもかき揚げ体験をして欲しかったので、
「ミニかき揚げ」55円をセットで食べてもらいながら、
「海老も食べたい」とのことで、250円プラス。
何にせよ、全てがお手頃価格、お求めやすい価格で、
美味しさも勿論ですし、日常にあるお蕎麦と言う事でも、
こうしてブログ化したいと思う、素敵なポイントだと思います。
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観光客さんが多いハズの唐沢蕎麦集落、
日曜日でしたが、ほとんどが服装から言っても地元の方でした。
民家発祥の蕎麦集落ですから、
日本家屋的、空間の広さ、風通しの良さで、
危険とされる密感なく、いたって過ごしやすく、
現状のコロナ禍においても、良いお店だと感じました。
また出掛けて行きたいと存じます…
…なんてところで、本日はお開き。
ちょうどお時間となってございまして。
それではまた次回。
ありがとうございました。