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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
本日も麺の噺でお付き合いを願っておきます。
私も、つけ麺は好きなほうなのですが、
どうでしょう、YOKOさんもかなり気に入っている様に感じます。
辛い麺かつけ麺か…YOKOさんは、そのどちらかを注文する事が多いですね。
だので、久し振りに「桃太郎」に出掛けた先日、
カウンターに、この看板を拝見して、
「ああ、まず間違いなく“やさいつけ麺”を頼むんだろうな」と思いました。
つけ麺好き、野菜好き。
どちらもありそう。完璧。
つけスープは、こんな感じ。
いつもの熊本ラーメンそのまま、ミニ版って感じがします。
酸味が付されている訳でもなく、いつもの香ばしいマー油を感じられるスープ。
茹で上げ、水洗い後の麺に、
中華なべをあおって仕上げた野菜炒め、ライドオン。
ひや、あつ、あつ…ってカタチ。
ひや(麺)、あつ(スープ)、あつ(野菜炒め)の構成は、
なかなか面白いです。
何と言うか、麺を冷やしただけで、あとはそのまま。
そのままの美味しさがあって、
麺の食感も温度差こそある訳ですが、
プリッとする麺は、いつもの特徴通りに食べさせてくれて、
「つけ麺だから、全く違う味」的な…
ああ、そうだ。先般横浜家系的なお店で、
つけ麺を食べたら、またおま系の魚介つけ麺で、
「何故に、お店の最大の個性を省いて、こうしちゃうのかしら」と思ったりもしたけれど、
そうしたものではなく、
「ああ、桃太郎らしいつけ麺の味わいで、美味しいや」
…と言った風情。
後日、YOKOさんとも話すのだけれど、
YOKOさん、不朽の大好物、辰野町小野駅前「みさき食堂」の、
「ネギ豚キューリつけ麺」と同じ理屈が働いていているよね…ってこと。
焼いた、香ばしい…ネギ豚だったり、野菜炒めだったり、
その油がつけスープに入ると、
香に乗る味わいが増して、不思議とつけスープが冷めても美味しい…
…と言う利点があると思ってます。
実体験的に。
フライパンで炒めたものじゃなくて、高火力で炒めたものに限りますが。
だので、ひやあつあつと言う感覚は初めてだったけれど、
「美味しかったよ!」とはYOKOさん談。
こうして書いてはいる、見てもらっている、
簡単な解説はあっても、
桃太郎の、野菜炒めが麺の上に乗ったつけ麺、
読んで下さった方の頭の中に、
僕らが体験した味わいが想像できているのだろうか…と思います。
ううん、これはやっぱり想像できない…
難しいんじゃないかなぁ…と言う感覚。
いや、そう、結果としては、
想像よりも、いつもの桃太郎、そのままの組み合わせだと思うし、
想像を膨らませ過ぎると、何だか違うものになるかも。
でも、でも、それが良い。
良いんじゃないかなぁ、気になって食べに行って貰えたら、
その方が、僕は嬉しい。書いた意義があると思うんです。
野菜炒めの乗ったつけ麺と言う想像力を掻き立てるもの。