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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
餃子、写真は2人前。
1人前6個で350円。
焼肉カルビ、写真は2人前。
1人前650円。
他、ライス、おしんこ、焼き用の生やさい、
おろしにんにく、豆板醤、
網の交換は使い捨てなので100円と言う。
その日、
戸倉上山田温泉に温泉を使いに出掛けていて、
ご飯をどうしようね、と。
「大黒」「浮き雲」…あぁ、「亀屋」は行ったことがなかったから…
オススメをしてもらってもいるし…
…と、しかしながらのお休みの日。
こればかりは致し方ないし、
戸倉上山田温泉は、わりと足しげく通っているので、
またチャンスがあるだろうから、気にならないし。
じゃあ、どうしようかー…って考えた末、
出掛けたことが無い、
メニュウも…「餃子」の幟があるから、
餃子、中華?食堂?と思って扉を開きました。ええ。
今は店内飲食で営業をしておらず、
ほぼ持ち帰り、テイクアウトでの営業だけれど、
県内からのお客さんならば…と、案内して頂いて。
メニュウを開いて、驚きました。
中華じゃない。
餃子と肉だけ!?
でも同時に思う。
このメニュウで、ずっとやって来ておられる。
それって凄いこと。
むしろ、すごく面白い出会いだって、
自然と切り替わって、
「よし、どっちも注文しよう!」
「餃子と焼肉、2人前ずつ、あとライス」
…と、流暢に注文なんぞを致しました所で、
既に幕は上がっているのですが、幕開きとお定まりでして…。
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先日の塩尻市「ぶう」について書いた時もそうだけれど、
あんまり焼肉の経験がないので、
これまでって鉄板とか石とかで焼いて来ていて、
こう言う網とガスのスタイルって初めてかも知れません。
ひとり焼肉が増えて、
それに準じる画像を眺めていた最近、
「これってアレだ!」的な軽い興奮を覚えます。
人数分だと思って2人前ずつ…
焼肉は2人前からとあるので2人前ずつお願いしましたが、
いやー、量が多い!このお値段と思うと信じられないコスパ。
食べ始めてみて、
「旨いけど、これは平らげられるのか?」と思いました。
餃子ひとつひとつもかなり大きい。
揚げ焼きみたいな仕上がりで、
厚めに感じる皮、もちもちではなく、カリッとしていて、
硬い…と言えば硬い。
粉モンにおいて、グルテンから生まれる食感は、
ひとつの醍醐味だけれど、
餃子の皮をオーブンで焼いて作ったピザみたいに、
硬いしっかりした、粉が詰まった感じの食感も、
また味が強くて美味しいものですが、
それを揚げ焼きで表現したイメージ。
具は軽く入っていて、とても香が良い。
野菜の風合かなぁ。甘い香がたまらなく美味しい。
餃子のタレ、醤油&ラー油で食べはするけれど、
そのまま食べても、醤油の風味が加わっても、
たいへんに美味しく、
その後、Twitterで頂いた情報にはソースも良いんだって。
わかりみです。
ソースの甘い風味と香ばしい揚げ焼きの皮は、
すごく合いそう!
「食べ放題」もメニュウにはありますが、分かります。
食べたくなります。
これだけ美味しかったら餃子だけ食べて満たされたってイイって。
焼肉も柔らかさ、弾力共に良いもので、
こうしたバーナー的な焼き方って、
焦げがすぐに付いて、
焼きの風味を簡単に付することが出来ますね。
タレが爆ぜて風味になって、肉味としてはサッパリ系。
いっぱいの脂がある部分ではないので、
牛肉の美味しい風味を和やかに感じることが出来ました。
ご飯も進むけれど、
餃子と肉だけをしっかりたっぷりと食べた方が、
このお店「芳蘭」を実感できるんじゃないかなーって思いました。
これまで知らなかったことが勿体ないですね。
現状、上田市、千曲市などの感染状況からすれば、
店内飲食の営業は、どうでしょうか。難しいかも知れません。
しかし、この餃子。
テイクアウトして、実家などに配りまくりたいくらい。
そう考える、もちろん自宅用にも…
そうした方、多いのではないでしょうか。
松本で言う「餃子の店」のものとも違いますし、
大好きな中野市・三幸軒のものとも違います。
「芳蘭」みたいな餃子って、自分としてはあんまり経験ないです。
塩尻の「高原亭」が細長い感じがちょっと近い…
いや、味はお互いに個性アリ、ですし。
お店そのものは、おしぼりうどんの「古炉奈」の斜め向かい…くらい。
神社の方で、温泉街からは外れに近い場所。
通るばかりで出掛けた事が無かった場所でしたが、
大当たり。本当に大当たりでした。
素泊まりにしてお夕飯を芳蘭で…って方もいるんだとか。
(今はそんな県外、首都圏の方が多く、
営業は考えながら悩みながら…と仰っていました)
「また行きたいなー!」って思いながら書いております。
状況が今はあまり良くありませんが、
落ち着いたらば、是非とも東信地域は積極的に出掛けて行きたいです。
三才山の有料道路が無料になりましたし、
当初の話だと、新和田も続くはずですし。
そんな…またひとつ、
戸倉上山田温泉郷の良い所を見つけた…と言う一席、
そろそろお開きの時間となっております。
それでは、ここまで。
また次回と言う事で……
ありがとうございました。