深酒で飲んだ日本酒(とビール)(松本市・深酒)

SOJA

2019年09月06日 17:47




気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

本日は、お酒呑みのお噂で、一席、お付き合いを願っておきます。

とにもかくにも、ここ最近は暇があれば走るか字を書くか。
なかなか松本に出掛けて行く事が少なくなりましたですねぇ。
そんな中、「深酒」に出掛けて参りました。
ふと、何かしらのおり、松本の街を歩いていた時に、
女将さんにお声がけをして頂いて。
しばらく出掛けていなかったのに、こう、朗らかに…
…それは実に喜ばしく感じたんです。
「ああ、出掛けて行きたいな」と思う訳ですな。
その思いを果たして来たと言う…。
当日はメモ代わりにTwitterに投稿しておりまして。
その内容を軸に致しますから重複もございますけれども、あしからず。

短い時間となりますが、どうぞご愉快を。






僕が、福島・楽器正宗・本醸造中取り、
YOKOさんが、静岡・磯自慢・本醸造“山田錦”を。

本醸造の飲み比べ。

当日のメモには、

楽器正宗は、明るい、らしい味わいが非常に良いですね!
これを飲みたいって気持ちを満足させる味わい。

磯自慢は、甘味、軽さ、シンプルさ…素晴らしいバランスがあります。これは美しい!

…とのこと。

自然郷、楽器正宗…福島・大木代吉本店、大注目の蔵元さんですね。
華やかさが広がる感覚は、お酒だけでも楽しめちゃう印象があります。
満足感高い…と言うか。

磯自慢は、逆にどの肴と食べても広がるし広げる。
“邪魔しない”と言う表現が大嫌いなので、
使いたくないけれど、イメージとしてはそれ。
邪魔しないのではなく、寄り添い上手…と言うか。
的確に美味しさの急所を突いて来る印象です。
ややミネラル感、密度があって、
その重みがじっくり肴との相性を…
うーん、どれも美味しく頂けるんです。
でも、くどくなく単純に美味しくしてくれて。良いです。





ブログのサムネイルの取得方法から、
日本酒をトップに置きましたが、
1杯目は、タップマルシェから、三重・伊勢角屋麦酒“ペールエール”をお願いしておりました。





僕が、佐賀・東鶴・純米無ろ過生“ワイン酵母仕込み”、
YOKOさんが、信州中野・勢正宗・“秘密の”純米吟醸“OMATSURI Carp”を。

当日のメモには、以下の通り。

復興支援に佐賀・東鶴、
来週中野市に行きたかったぜ!…で、信州中野・勢正宗を!

東鶴は甘酸っぱさがまろみとバランス取れていて良いですね!
勢正宗は、ギュンと旨味が詰まって、酸がしっかり栄えていて、余韻に清涼感がありますね!

…とのこと。

至って、今週末…明日になりますが、
中野市では、毎年恒例となる「信州SOUL」が催されます。
勢正宗蔵も中心で活躍されておりますよね。
大町の呑み歩きと同日開催。
僕らは「北アルプスブルワリー」で飲む好機でもありますし、
大町に出掛けて行ってしまうので、とりあえず盛会を祈念するカタチ。

「東鶴」、綺麗な酸の風景がとても良い味わいに感じました。
軽やかさに通じていて、香もキュートな路線。
バラ様の香とも感じます。

「勢正宗」、熟成感もあるのですが、後半にキレがあります。
日本酒度的なキレではなくて、酸の力強さでキレを仕上げた感覚。





僕が、三重・瀧自慢・純米吟醸“八反錦50”を。

たぶん、家に1993年か1998年の大吟醸があると思う…あれ、年数がおかしい。
何年か寝ている大吟醸を購入して、どこかにある、うん。
mixiなど調べてみると、何度か飲む機会には恵まれているみたいで、
「厨十兵衛」で飲んでいる写真もありました。

当日のメモには、以下の通り。

瀧自慢の八反錦、良いなぁ。良い米旨味、甘旨味。サバケも良くバランサブル。良い渋さ。

…とのこと。
すごく美味しかったと覚えています。
全体に、まろやかさ、穏やかさ、ゆったり大きいさま。
それだけだと、きっとぼやけてしまうんだと思うんです。
ハリがあって、渋味が共存していて…全体としてのまとまり、豊かさがある感じ。
これ、僕は好みでした!





僕が、新潟・無想“散憂・SEXY完熟酒”・純米吟醸おりがらみ生原酒、
YOKOさんが、秋田・ゆきの美人・純米吟醸“改良信交”を。

TL上で、何度か見掛ける「無想」…新潟の大洋盛蔵だったのですね。
「大洋盛」、元々は「よよぎ」の大将が気に入っていた銘柄でしたね。
それで覚えました。

当日のメモには、以下の様に。

新潟・無想、無茶苦茶パワフルだけれど、
明るさを滋味深く持っていて、とても美味しい。強くウマイ!
これは良い勢いのバランスでまとまるなぁ!

秋田・ゆきの美人、酸が走って爽やか。
コシがシャープにキレて入るカタチで、良き苦味。これが良いんだ。

…とのこと。

「無想」のベースラインは、ここまでパワフルではない様です。
うん、他も飲んでみなくては。
「ゆきの美人」は、相変わらずの程好い美味しさ。
程好い…何と言うか、落ち着いて楽しむことができる、
そんな時間を呼び込んでくれる…そんなイメージです。




お酒のラインナップ、その量が凄まじいですね。
バラエティにも富んでいて、選ぶ楽しみは、めいっぱい。
まだまだ「あれも飲みたい!」なんてお酒も多くありました。

ただ、この日はもう1軒、出来たら2軒、是非とも出掛けたい…
そんなお店がありまして。
そんな噺へ続いて行きますが、また別の晩に。

本日はここまで。

ありがとうございました。

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