あー!久し振りに温泉、堪能したー!とYOKOさんが喜んでいてくれた。

SOJA

2019年06月13日 18:30




気楽なところで、一生懸命…と言うことです。



えー、本日は温泉の噺でお付き合いを願っておきます。

ここ数年と言うものは、
以前の様に色んな温泉に出掛けるのではなくて、
色々と、時間に追われる様に過ごしていたので、
近場の温泉に、ほぼほぼ限定されてしまっていて、
それはそれで信州の温泉ですから、
良いものなのですけれど、もうちょっともっともっと…
…と言うところで、
懸案だった軽井沢、安曇野ハーフマラソンを、
無事に完走できた翌週のこと、
「ゆっくり温泉に浸りたいよね」と夫婦、意見がピタリと合いまして。

そうした時に、
僕はどうしても好奇心が優って、
これまで行った事がないところ、
付属する何かがあるところを考えてしまうのですが、
YOKOさんは白骨温泉をリクエストしました。

「泡の湯旅館」の内湯で、ゆっくりうとうとしたい。

…分かります。
きっと、そう言うんじゃないかなって思っていました。
僕は小海リエックス、灯明の湯も良いか…と考えましたが、
こちらは、また今度にしよう。(しかし、絶対にいつか出掛けるぞ、と)

白骨温泉は、新聞記事で「野天風呂」、再開の報も見掛けており、
なるほど、まだ入ることが出来ていなかった場所も含まれ、
「泡の湯→野天」の計画は、魅力的だ…てンで、出掛けて行きました。




冒頭の写真は、白骨温泉に到着したすぐのフロア、
「白骨温泉・公共野天風呂」の入口写真。
ここから階下に、ズッと下って行くのですが…
まずは順序立って申し上げましょう。
日帰り入浴可能な時間が短い、こちらから出掛けて行きました。

新泡の湯源泉・白骨温泉 泡の湯旅館へ、立ち寄り湯。

観光によく使われる有名な日帰り温泉、大露天風呂を有する旅館。
いつも混んでいるイメージでしたが、この日は、わりと空いていました。
影響するのかしないのか…どうなのでしょう。
以前は820円の入浴料だったのに、
現在は1000円に値上げされていました。
両替機があったり、番頭の威勢の良いおば様に
「細かいお金ありませんか?」と聞かれる事もなく、
ペラッと野口さんをお出しして受付終了。
内装などに変化はなく、外湯の方もお値段を調べてみると、
年代がイマイチ適合しないかも知れませんが、
620円から700円になっている様です。

我が家は、「泡の湯旅館」の内湯が大好物でして。
源泉そのままを大量に掛け流していて、
泡の湯の名の由来ともなる炭酸水素塩泉…泡付きのあるお湯。

(もっと言うと、
 泡の湯は炭酸水素塩湯以外も複合していて、たまらないのです)

加温しないからこそ、熱で炭酸が減ることもない、
入ってすぐに泡に包まれる極上のぬる湯。
1時間以上、入っている事すらある、
また、人によって耐性に差はあるでしょうけれど、
湯のぼせは考えられず、湯あたりも起き難い印象があり、
とにもかくにも「温泉に浸りまくる!」と言う事なら、
僕らの金字塔、決定版…なんて温泉なんです。

お互いに内湯を存分に堪能し、少し体が冷えたな…と思って、
加温浴槽で、少し温まってから出て来ました。



続いて、「公共野天風呂」へ。

これ、「のてん」と読むのか「やてん」と読むのか悩みませんか?
我が家は悩んでおりましたが、答えを得ず。

( https://shirahone-onsen.org/

こちら、公式ホームページがあり、「のてん」で良い様です。

何度か出掛けているのですが、「いつも休み」と言うイメージ。
そして昨年だったか入口に「今期は営業しません」と張り紙があり、
「あっ、ダメなのか」と認識し…
1度も出掛けた事がなかったので、
「入りたかったなぁ」なんて残念に思ったりした事もあったのですが、
なるほど、自然災害、崖崩れからの復旧工事を行っていたのですね。
4月27日再開の報は、とても嬉しく伺ったものでした。



先の入口から、ずっとずーっと降りていって、
こんな入口。
入浴料は510円。男女別、露天風呂が1槽だけ。
一応、シャワー&カランはありますが…
念入りに洗う方っていらっしゃらないかも。
野外の設備、露天風呂のみ…と言う要素への
意識はあってよろしいかと存じます。
その分、景色は素晴らしい。



どなたもいらっしゃらない事を確認して、
男性浴槽側とは別の角度の写真。
轟々と流れる山からの水の音と大きな岩の景色、
高く天井方向に、入口のフロアが見えると言う空間。
僕らは「蓼科の明治温泉旅館みたいだね」なんて話していたくらいですが、
いやはや、1度は見るべき絶景温泉なんてタイトルがついても良い、
“公共”の露天風呂に違いなく、
「あぁ、再開してくれて良かった! 
 これなら1度は入っていたかった!」と感じました。

泡の湯温泉は「新泡の湯源泉」と言う自家源泉ですが、
こちらは「隧道1号」と名付けられた源泉で、
加温して使われていますが、源泉そのままも浴槽には投入されていました。
泡の湯と比べて、硫化水素、火薬感の少ない、
どちらかと言うと木の香、濡れた木、蒸した木、
そんなニュアンスが混ざった印象に感じました。
地理的に、より硫化水素の匂いが強い乗鞍温泉に近いエリアの方が、
より硫化水素が強い…のかしら、どうだろう。



喫煙所の奥から見える光景。これもまた見事。

ハーフマラソン完走をひとつの目標として来て、
その戦いが終わって…、ようやくひと息。
こうして温泉とじっくり付き合う時間も、どこかに忘れて来てしまっていたかも…。
今日は白骨温泉で良かったんだなーって心から思う、そんな帰り道。

「あー!久し振りに温泉、堪能したー!とYOKOさんが喜んでいてくれた。」


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